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劣等感でダメになる

心の調子が悪いかどうかの基準って、それぞれ色々あると思う。
例えば人に会うのが無理になるとか、無駄にイライラしちゃうとか、訳もなく泣いちゃうとか、不眠とか過食とか頭痛とか胃痛とか。

最近私は新たに「アイスを食べたいと思えない」という基準が追加された。アイスなんて春夏秋冬朝昼晩いついかなる時でも食べたいはずなんよ。それが食べたい気持ちになれないってのは、相当調子が悪い証拠。これガチ。

そういう調子悪いな~って時、不機嫌になるのはもちろんなんだけど、特に劣等感で気持ちがダメになることが多い気がする。

劣等感で気持ちがダメになる、っていうのは、
普段は別に気にならないようなことも何でもかんでも誰かと比べて落ち込んだり、活躍している人が全員敵に見えて攻撃的な感情を抱いたり、良いものを良い、好きなものを好きと素直に思えなくなったり、なんかそういう、劣等感へのアンテナが過敏になるって感じかなぁ。

劣等感自体は調子の良し悪し関係なく持ってると思うんだけど、
調子が良い時はそれを上手いこと自分にとって良いものとして位置付けて、劣等感によるストレスを回避してるんだよね、多分。

んでそれができずストレスにやられちゃうのが調子の悪い時、って感じ。


私の人生の中で「憧れ」や「尊敬」って超重要ワードで、もしこの感情が無かったら日々の濃さとか彩りが激減してしまうと思う。

それで、この「憧れ」とか「尊敬」は、劣等感と関係している気がするんだよね。
んーとね、劣等感を憧れや尊敬でカバーしてるというか、劣等感を綺麗に消化するために憧れや尊敬にシフトさせてるというか、なんかそんな感じ?

「素直に人のことを尊敬できるのは素敵なことだよ。」
と言ってもらえた時、確かに嬉しかった。

でも、素直にというよりは、劣等感を”良い感じ”にするために生み出してる感情でもあるんだよなぁ、とも思う。100%ではないにしろ、ね。


私は、圧倒的に敵わない人に憧れる傾向がある。
私が敵わない、のもそうだし、誰も敵わないんじゃないかと私が思うような要素を、何か一つでも持っている人。
全体的に敵わない、というよりは、どこか一部分だけでも完全敗北できて(しても良いと思えて)、清々しく負けさせてくれる人。

これ、お前は誰なんだよって感じだけど、私はかなりの負けず嫌いなのでこうなるのはもう仕方ないんよね。温かく見守ってくれ?笑


誰かに憧れてる時の自分は、劣っていることへの安心感を抱いてるんじゃないかなと思う。
自分にとって圧倒的で絶対的なものがあると安心する、みたいなのもあるし、そこに妬みとか悔しさとかを抱く必要がないんよね。だって敵わない相手だから。

もちろん、人と比べて劣等感抱いて、っていうのをバネにして頑張れる人もいると思うし、自分もそれで頑張れる時もある。

けど、あんま好みではないんよね。笑

中途半端に負けず嫌いを発揮して苦しみながらも競争心燃やして頑張るよりも、圧倒的に敵わない人を追いかける方が断然エネルギーが湧いてくる。

てか普通に、負けたくない人に負けるよりも、負けてもいいと思える人に負ける方が良くね?負けず嫌いだもん。笑

だから、もう基本は全部憧れとか尊敬にシフトして、自分のメンタルを守ってるんだと思う。笑


一方で、劣等感をそのままの劣等感として抱くパターンもあって。
やっぱり誰にも負けたくない自分とか、憧れの人と同じところに行きたい自分はちゃんといるんだなって思うエピソードはあるんよね。

小さい頃に新体操を習ってたんだけど、大会で三位に選ばれて表彰されたのね。それで名前呼ばれて表彰台に上るんだけど、表彰式が終わった後に私がお母さんに言ったセリフが、

「なんで私はあの一番上の台じゃないの?」

だったらしい。笑

んでお母さんは、こいつなかなか負けん気強い子だなって思ったらしいんだけど。笑


でも多分、私このマインドずっと持っててさ。

尊敬する人たちと同じ土台に立てない理由が分からない自分っているんだよね。

今までの経験でめっちゃある。
自分の倍ぐらいの年齢の人たちがしてるビジネスの話に自分が混ぜてもらえない理由が分からなかったり、同じ経験を共有している人たちの一員に自分がなれないことに対して拗ねたり、キラキラした舞台に立っている人たちの隣に自分がいないことが悔しかったり。

まぁそういうの全部、自分の現在地を見失っちゃってるからなんだけどね。

それこそ調子が悪くて劣等感でダメになる時ってこういうのもあって、自分の人生が好きじゃない、自分が憧れる人の人生が羨ましいってなる。


ここまで書いてて思ったけど、憧れや尊敬はある意味逃げなんだよね、あと放棄でもあるかな。劣等感によるストレスからの。(倒置法)

尊敬という一線を引くことで、劣っている自分を見ないでいいし、そこに対しての悔しさみたいな苦しい感情も持たなくていい。

だから、普段それで上手いことやれてる(かは微妙だけど、なんとかやれてる)けど、たまに自分に意識が向くと劣等感でしんどくなる。

最近そういう状態だったから、いっそ劣等感についての文章を書いてやろうと思って書き始めたんだけど、もっと具体例を出してあいつが調子乗っててムカつくみたいな話をそのまま書き殴るかと思ったら案外ふわっとした文章になった。笑

でもね、調子いい時は自分の書く文章最高~って思うんだけど、調子悪い時はこんなゴミみたいな文章しか書けないのに発信してる自分ダサッってなるし、本当はこんなん書くよりも好きな人たちの人生が欲しいしせめて重ねさせてほしい、って思ってるよ。笑

こういう、憧れや尊敬に対する異常なまでの執着と傲慢さね、変わらんなぁ、、、
やっぱ超重要ワードだわ、笑


とりあえず、劣等感を抱くのは別にいいんだけど、私は負のエネルギーではあんま良い方向に進まないタイプだから、上手いこと消化してバランスとって生きていきたいなあ。

なんか内容がごちゃごちゃしちゃって悔しいな、どう書けばうまくまとまったんだろうなーーーーーー。

ま、おつかれ。


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