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「話が伝わらない」問題はもう解決済み!ビジネスパーソン必読の記事①

トトロのとなりです。
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1. コミュニケーションって難しい

皆さん日々いろいろな方とコミュニケーションを取られていると思います。他人に何かを伝えるのって難しいなぁと感じることってありませんか?
また、あの人の話は分かりやすいなぁと思うことはありませんか?

私の周りにも、伝え方が上手な方と下手な方がいて、どこが違うのかいつも観察していました。今回はそのような方々から学び、そして私自身が実践してきた、『伝わる』コミュニケーションのヒミツをお届けしたいと思います。

2. 話が伝わらないとどうなってしまうのか?

そもそも、私たちの話(あるいは文章)が伝わらないとどうなってしまうんでしょうか?

ビジネスの場で言うならば、非効率・非生産的な状況が生まれてしまいます。こちらが言ったことが相手に伝わらないので誤解をされてしまったり、あるいは、聞き返されてそれに答え、また聞き返されて、またそれに答え、という不経済で不毛なやりとりを続けなければいけなくなってしまいます。さらには、大きなミスやトラブルを招きかねません。

その他にも、人間関係を壊してしまったりとか、それを伝えたあなた自身の信頼が低下してしまうような状況にも陥りかねません。

つまり、『伝える力』というのは「あればいいな」という程度のものではなくて、「なければいけない必須スキル」だと私は考えています。

3. 事前に好意を持ってもらうことが大事

昔のことを思い出していただきたいんですけど、皆さんには好きな先生と嫌いな先生はいたでしょうか?
そして、好きな先生の授業を受けている時と、嫌いな先生の授業を受けている時とでは何か違いがなかったでしょうか?

多くの方の場合、好きな先生の授業というのは話に真剣に耳を傾け、積極的にそれを学ぼうとする、インプットしようとする気持ちが生まれます。そして能動的・主体的に行動したり、さらには元々は好きではなかった科目でも、好きな先生の授業を受けていたら、なんとなくその科目まで好きになってしまうこともあったりします。

一方、嫌いな先生の授業というのは、なんとなく耳を傾けたくないし、インプットも怠けてしまいます。言われたことをやらなかったり、なんとなく否定的な態度をとったり、最終的にはその科目そのものまで嫌いになってしまう、そんなこともあったりします。

つまり、人は好意を持っている相手の話というのは耳に入れようとする、そして理解しようとする、納得しようとするんです。

一方で、自分が好意を持っていない相手の話というのは、耳に入れなかったり、自ら理解や納得を妨げるような思考をしてしまう、そんなことが言えるのではないでしょうか?

これは裏を返せば、私たちが相手に何かを伝えたい場合、事前に相手に好意を持ってもらうこと、これが非常に重要だということです。

4. 好意を持ってもらうには?

人が本能的に好意を持つ人の特徴にはどういうものがあるでしょうか?
今回は、3つご紹介しようと思います。

1つ目は「攻撃してこない人」です。
自分にとって安心、安全を与えてくれる人というのは好意を持てますが、自分の安心と安全を脅かす人に対しては好意を持てないということが言えると思います。

2つ目は「思いやりのある人」です。
思いやりのある人に対しては好意を持てる方が多いんじゃないでしょうか。「温かい人」と言い換えてもいいかもしれないです。細かい気遣いをしてくれたりとか、優しさを感じたりとか、こちらのことを常に思ってくれるような人、そういう人に対しては好意を抱きやすいと思います。

3つ目は「認めてくれる人」です。
人は認められることが好きです。人は他人から認められると自分の自己肯定感が高まります。自己肯定感とは、心理学的な言葉なんですが、簡単に言うと「自分は無条件に愛されている」あるいは「自分は無条件に価値がある」と感じる心のバロメーターのようなものだと思っていただければいいと思います。

ちなみに皆さんはどうでしょうか?自分は無条件に愛されている、無条件で自分には価値がある、そんな風に思えていますか?
もし思えているとしたら、あなたは自己肯定感が高い人です。

一方で、なんとなく自分って愛されてないな、自分って価値がないな、自分って何をやっても駄目だな、そんなふうに思っている方は、自己肯定感がやや低い人ということが言えると思います。
そして、この自己肯定感というのは一生同じではなくて、他人に認められる、褒められる、そういう経験が増えていくと、自然と高まっていくものです。

つまり逆にいうと、相手の自己肯定感を高められる人というのは、相手から好意を抱いてもらえるはずです。

まとめると、
攻撃してこない人。思いやりのある人。自分のことを認めてくれる人。
こういう人に対して、人間は好意を持ちますので、私たちは相手を攻撃しない、思いやりを持つ、相手を認める、そういう風な考え方で人間性を磨いていく必要があるんじゃないかなと思います。

私自身、まだまだその域には達していませんが、そういうことを意識しながら人と接しているつもりです。

5. 人は自分の名前が好き

もう一つテクニックをご紹介します。
人は自分の名前が好きです。

つまり、相手に好意を感じてもらうための方法として、相手の名前をしっかりと呼びかけることはとても有効です。

デール・カーネギーの「人を動かす」という日本でも何百万部と売れた名著があります。
この本の中にこういう一文があります。
『名前は、当人にとって、最も快い、最も大切なひびきを持つことばであることを忘れない』
名前というのは生まれた時から自分が付き合っているもの、自分自身の分身、自分と一心同体です。その言葉を呼んでくれる人というのは、自分に好意を持っている人、という風に受け取ってもおかしくないわけです。

例えば、あなたが相手に「今日はお昼何を食べましたか」と聞く時でさえ、「山本さん、お昼は何を食べましたか」というように「山本」さんとつけるだけでも相手に好意は伝わりやすくなるということです。

普段の会話の中でも、頻繁に相手の名前を言ってあげるだけで、あなたは相手から「この人は自分のことを好感をもって接してくれてるんだな」というように感じてもらいやすくなりますので、是非これは実践していただきたいなと思います。

人は名前を呼ばれると、親しみがとにかく湧きます。特に、初対面の後はなるべく相手の名前をたくさん呼びかけてあげることが大切だと思います。

6. おわりに

いかがだってしょうか?コミュニケーションのヒミツを知るか知らないかで、これからの人生が大きく変わってくると思います。

これから、シリーズでコミュニケーションのヒミツを書いていこうと思いますので、ぜひ皆さんも実践してみて下さい。

最後に今回のコミュニケーションのヒミツから得た学びを一言でいうと

コツさえつかめば何でも伝わる

みなさん、今日も良い一日を。

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