みんなで楽しむことは、実はけっこう難しい(1)
「先生、二学期の最後にお楽しみ会をしてもいいですか?」
Mさんが、相談してきたのは12月が始まってすぐのことだった。
「また、突然に。上手くできるならいいけど。」
子どもたちが企画・プロデュースして行うお楽しみ会は、
学級活動の中でも、よくあるものなのだけれど、
いかんせん六年生になると、学校行事が多くて、
なかなか学級で楽しむ時間を確保するのが難しい。
当然この感想に、同業の方からは、賛否はあると思うのだけれど、
僕自身の体感としての6年生は、もう一年中駆け