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#84 年賀状でアケオメコトヨロ

あけましておめでとうございます!

いよいよ2020年です。昨年は平成から令和に元号も変わりました。そして今年は東京五輪の開催が予定されており、また大きな節目となる年になりそうです。noteの更新も引続きちょくちょくやっていこうと思います。

さて、新年一発目は、時候に合った話題と言うことで年賀状について少し書こうと思います。私が勤めている会社では、毎年年賀状は、社内のデザイナー総出でデザインを出し合い 社内コンペで決めています。今年のデザインは2020の20の部分に意匠を凝らしたなかなか秀逸なデザインとなっているので、皆様には休み明け楽しみにしていただきたいところです。


さて突然ですが年賀状はいつ頃からあるのでしょうか。ちょっと調べてみました。奈良時代から平安時代に文字が普及するにつれ、手紙のやり取りが 盛んになったという記述をみつけました。当時の手紙文例集の中に年賀のあいさつの例 があったとのことです。

もっとも庶民への普及は、1871年の新式郵便制度が実施され、郵便はがきの登場によって一般化したとのことです。データとしては少し古いのですが、日本郵便発表の「平成22年年賀郵便物元旦配達物数」によると、2010年(平成22年)は20億8500万通で、1人当たり約16通の年賀郵便物がやり取りされているとのことです。

近年はネット環境の普及で、新年の挨拶もメールやLINEで済ますようになり、年賀状のやりとりが減ってきていますが、日本古来の伝統文化、礼節の文化として、私たちの生活にしっかりと根づいているのもまた事実。年に一度の風習を活かし、人との繋がりを大切にしていきたいと思います。


追記:
今回のイラストは、何も見ないで十二支を描いてみました。虎は毛の模様適当です。よく、なぜ十二支に猫がいないのかの理由に、ネズミが日程について嘘をついたからと言いますが、単純に虎がネコ科だからじゃないのかなー。

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