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【編集部コラム】アップとルーズで伝える。
求人メディア「福岡じょしごと」のInstagramにて配信している編集部コラムでは、企業への取材のこぼれ話や日々感じたことなどを発信中です。
noteを読んでくださる方にも見やすいように、再掲載していきます。
ある朝の通勤中のこと。
私が近づいたことを察知して、それまで止まっていたエスカレーターが自動で動き出しました。
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このように、人が近づくと自動で動き出すエレベーターは今や珍しくはないですよね。
でも、そんなエスカレーターの行動に思わず涙が出そうになってしまったんです。
家では、なかなか言うことをきいてくれない子どもたちと対峙する毎日。
「お腹すいた!」との声に急いで夕飯の支度をしたら、「あとちょっと!これやってから!」なんて言われてなかなか食卓に集まらないこともしばしば。
チーム子育て中の方々、これはあるあるですよね?(ね?)
「あ、この子だけは私のために動いてくれるのね…ありがとう!」と思わずエスカレーターのやさしさに感謝をしてしまった朝でした。
さて、そんな私ですが、子どもの宿題から考えさせられることもあります。
最近、4年生の次男が音読してくれているのが「アップとルーズで伝える」というお話。
サッカーの試合をテレビで放送する際などに、相手に伝えたい内容に合わせて「アップ(ある部分を大きく写す)」と「ルーズ(撮りたいものからはなれて広い範囲を写す)」を使い分けるというような内容でした。
広報担当として、またライターとして、日々だれかに「伝える」ことを意識している私は思わず真剣に耳を傾けてしまいました。
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「編集者視点」は、広報活動のような対外的なものだけではなく、一緒に働く社内のメンバーに向けてなど、普段仕事をするうえでも大事だと感じています。
チャットひとつにしても、どういう書き方をしたら伝わりやすいのかを考えることは重要ですし、
何か依頼する際にも、まずプロジェクトの全体像を伝えてから細かいタスクを説明するなど、状況に応じて伝え方を工夫することが必要になってきます。
息子の宿題から、改めて「伝える」ことの面白さや難しさを感じ、これからも相手に「伝わる」表現をしてきたいなと感じた夜だったのでした。
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