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2022年書いたものをまとめた記事

2022年ももう終わりですが皆様はどうお過ごしでしょうか?私は宝塚にはまったので宙組のFLY WITH MEを観ながらこれを書いております。
今年はいろいろと短編を書いたので書いた順番にまとめてみました。

1月31日 悪魔をはねても物損事故(特盛)

21年の逆噴射小説大賞に出したものを完結させました。これはすごく気に入ってくれた方がいたのが嬉しかったです。大半を湯河原の旅館でだらだらしながら書いてハッピーでした。

ここの二泊三日原稿プランは最高です。ごはん美味いし。温泉に入り放題だし。

3月7日 ノラ錦のこと・1

毎週何かを書こうと試み、一週間目にして挫折しました。

連載するぞと宣言した翌週にもうライブに遊びに行き、何も手につかなくなっています。

3月20日 おとこが卵を産むようになっちまった世界の最悪なボーイズラブ

なんでこの話を思いついたのかは思い出せないがいつどこで思いついたかは覚えています。3月6日さいたまスーパーアリーナに向かうJR上野東京ラインの中です。EXILEのツアー観に行く途中で思いつき、帰りにスマホでメモりました。ツアー面白かった。オープニングでフェニックスが召喚されていた。あとRISING SUNの会場一体感がすごかったな……。

4月3日 ぼくはいぬー

テキーラショットグラス二杯で発生した短編です。

5月15日 おとこが卵を産むようになっちまった世界の最低最悪なボーイズラブ

『おとこが卵を産むようになっちまった世界の最悪なボーイズラブ』を5月29日の文フリに出るにあたって短編集に入れるために膨らませたものです。5月29日参加するのに15日完成というダメスケジューリング。
正直ボーイズラブかどうかも怪しいがわりと気に入っています。ヨシ君が弾き語りをしている公園は代々木公園がモデルです。休日に遊びに行くと子供も大人も自由に楽しいことをしていてよい公園。好きです。

これを書いたあとにスペースうそチンチラも完結させて本を出しました。

6月28日 焼肉屋でもらえるイルカ

坊ちゃん文学賞のワークショップ『ショートショート講座』で書きました。冒頭に出てくる焼肉屋は学生時代にたまに行っていた激安安個人経営焼肉屋がモデルです。いつ行っても暗い。そして焼肉を注文するものはあまりおらず、みんな豚丼を食べていた。

坊ちゃん文学賞には締め切りギリギリ(9月30日)に一本投稿しました。この文学賞のことを知ったきっかけはアンバサダーの白濱亜嵐さんのインスタでした。

7月23日 ここは粥と龍の街

『アジアの魔都・夏』コンクールのために書きました。優勝しました!めちゃくちゃうれしかった。
これに出てくる龍人が気に入っているのでまた何か書こうと思います。

8月8日 ニールと結晶の乙女たち

『サイエンス・ファンタジー ワンシーンカットアップ大賞』のために書きました。よいところまでいきました!とてもうれしかった。
半魚人が好き。そして武人口調高身長女子が好きだ。
これは続きを書いています。

8月22日 タイガー走る竹林へ

『ここは粥と龍の街』の続編です。これも湯河原の温泉で書きました。温泉の側に竹林があったのでここぞとばかりにうろうろし竹林感を吸ったのだが、じつは通勤路に竹林がありました!竹林いいですよね!森林より竹林派です。
9月の末に文学フリマに出る予定があり、本当は文学フリマ用の原稿をするために温泉に来たのにこちらの方が書きたくなったので書いてしまった。その結果、9月は猛烈な地獄となった。

9月15日 ガラポン文学フリマへ行く

大きいチンチラと長いリュウグウノツカイ半魚人とフシギ人間という自分の好きなものだけを出したSFでハッピーでした。

9月30日 蜘蛛女とゲーマーのダンス

坊ちゃん文学賞に出した短編です。地獄から転校してきた蜘蛛女をゲーセンに連れていく女の子の話です!蜘蛛は足がいっぱいあるのでDDRがうまそうだなと思い、書きました。

10月23日 箱のハコは歯

22年度逆噴射小説大賞に出したものです。これはかなり前から考えていた話だったのですが、書いてみたら全然違う話になりました。
原型は『主人公の友人のチンピラがケンカで殴られ歯が抜けてしまい、その歯が小さな女の子になってしまったので主人公に預けて去ってしまう。主人公は親指サイズの女の子に歯子と名前を付けて一緒に友人の帰りを待つ』という話でした。
鮮度のわるい生シラスの軍艦、通学路でみた鷺の死体、友達の家の側でみた蛇の骨などを思い出しつつ書きました。全然ホラーのつもりではなかったのですが、ホラーだという反応を頂いたので急遽ホラーのタグをつけました。
続きを考えながら寝たらすごい悪夢を見た。

ちなみに箱の中に入っているのはもう女の子ではないです。

10月31日23:50 ねずみのひかり

チンチラ。

チンチラが好きでツイッターでチンチラのかわいい投稿をRTしまくっていたら、いつの間にかチンチラを暮らしている方々と交流がうまれました。チンチラつながり友達も出来ました。幸運にもチンチラを間近でおがんだり抱っこする機会すら頂いた……。ああチンチラ!とてもかわいい。
チンチラが少し身近になるにつれ、文章でチンチラを表すことが難しくなっていきました。どう書いても納得がいかない。しかしどうしても我がつたない創作の庭にチンチラのようなものがいてほしかった……。そのため何度も何度も書いては没にした。そしてこの投稿時間になった。
この話のほかに、夜空にチンチラ座があり、月をかじって満ち欠けを作るみたいな話も考えていました。

テンダン君が住んでいる地球は過激派環境保護団体が環境保護の名目で人類の大半を海底地下に追いやっており、追いやられた人類は少しづつ数を減らすために無意味な闘争をさせられている……という世界観です。

こちらはなんと最終選考に残って逆噴射聡一郎先生からコメントを頂きました……。びっくりした。わが心のチンチラにR・E・A・Lが認められたことにびっくりした。ありがとうございました。

11月15日 最速ののれん

11月20日に文学フリマで売るのに15日入稿……。ぎりぎりぎりぎり。この日程にもかかわらず通常料金で刷ってくださる印刷所様!
なおこの短編は坊ちゃん文学賞のワークショップで習った下記のアイデア発想方法を応用(?)して書きました。
 
1)名詞をいくつか書きだす。
2)一つの名詞を選んで、その名詞から連想される言葉を書きだす。
3)手順2で選ばなかった名詞に手順2で連想した言葉を組み合わせる。
4)手順3で生まれた言葉から一つ選んで文章を書く。
 
本来一人で行う手順1~4をそれぞれ別の人間がやったらどうなるかなと思い、手順1~3を友人にお願いしてみました。とても楽しかった。

12月1日 往生!月面コンビニ事故物件

『パルプアドベントカレンダー2022』に出したもの。21年逆噴射小説大賞に出したものにクリスマスを混ぜ込み書き上げました。
参加を表明した際には12月1~24日まであるのだから確率的に多分前半にはならないだろうし締め切り余裕であろう……と思っていたが、抽選でまさかの初日となり白目を剥きました。神はみているのか?出勤の5分前まで本文を直すはめになった。

まとめ

一年間で書いたものをまとめてわかったのですが、なんだかんだ3月から12月まで何かを書いていました。
反省点としては下記の三点です。
・締め切りがないと書かない
・締め切りギリギリにならないと仕上がらない
・連載物を放り投げた

2023年もパーフェクトねずみイヤーです

来年の目標を立てました。
・ノラ錦を完結させる
・5月の文フリに出す本は1週間前には刷り上がるスケジュールで書く。

以上です。ここまで読んでくださってありがとうございます。

あ!文フリで売った本は通販もしております。もし売れた場合は売り上げでカプリコを買って食べます。イチゴがうまいですよね。

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