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ぶち切れた

折角、色んなアイデアが浮かんで早く書きたかったのに、嫌なことがあったので、書いて憂さ晴らしするさ。

結論から書くと、疑われたんだ、設備を壊した犯人だって。
くだらないでしょ!?
やったら正直に言うさ。
それがネチネチと状況証拠だけで犯人だと決めつけられて・・・笑いながら。

普段から仲良くやっている間柄なので、最初は冗談で流していたのに、あんまりしつこいモノだから・・・

ブチッとねw


久し振りに大声で怒鳴ったヽ(`Д´)ノ
「何を根拠に犯人と決めつけてるんじゃ! 舐めんなよ、クソッタレが!」
お下品ですいません。
怒ると関西弁になるw

「証拠を持ってこい! 持ってきたら、土下座でも何でもしたるわ! 会社を辞めてもいい! その代わり、証拠がなかったら、お前らに土下座させるからな! 会社も辞めてもらう。当たり前やろ! 腹決めてかかってこいや!」

広い倉庫が、僕の大声でわんわんと震えた。
一瞬にして和やかな空気は凍り付いた。
ニヤニヤと笑いながら話していたやつが、青ざめてた。

僕は、人間関係なんて、幻想のように儚いものだとだと思っている。
だから大切にしている。
いつでも掻き消えてしまうという覚悟を持って。

ムカついたから、こちらから消してやった。
何年の付き合い!? そんなの関係ねえ・・・マテww

「冗談では済まさんからな! 覚えとけよ、このあほんだら!」
言いたいことを言ってスッキリした僕は、その場を立ち去った。


僕は次の仕事をしながら、遠い昔のことを想い出していた。

小学生の頃、クラスの友達の財布がなくなった。
よくあるお決まりの話。
状況証拠から、僕が疑われた。
「最後まで教室にいたのはお前だ。お前に違いない」
「先生、僕は何も知りません。盗ってません」
「嘘をつくな! お前しかいないんだ。正直に話せ。そしたら先生も一緒に謝ってやるから」

僕はそれから口をつぐんだ。
バカな大人には、何を言っても無駄だと諦めたのだ。

放課後、一時間ほど尋問されて家に帰った僕は、親にありのままのことを言った。
お袋は言った。
「お前が違うと言うのなら違うでしょ。そんなことよりお腹空いたでしょ!?」
「お前・・・信用されてないんだなあ」
と、親父がひと言。
親父の言葉の方がきつかったし(*´д`)

優しいお袋も正義感が強かった親父も、僕のことを信用しているので決して疑わなかった。
それだけで十分だった。
それだけで、僕はまっすぐ生きていられた。

その昔、駄菓子屋でお菓子に付いているおまけを盗んだのが親に発覚した。
小学一年生の僕は、縄で身体をグルグル巻きされ、逆さまにされて天井から吊るされた。(マジです)
そして親父は、僕が気を失うまで殴る蹴るを繰り返した。
顔が腫れ上がった僕は、意識が遠のく中で、ああ、死ぬんだ・・・と思っていた。

僕は、今でも悪いことをしようとすると、あの時の恐怖が蘇って来る。
親父の恐ろしい顔が浮かぶ。
僕が非行少年たちの誘いに乗らなかったのは、きっとそれのお陰だと思っている。

「ええ、でもねえ、うちの子がねえ・・・そんなことやるはずないんですけどねえ・・・」
担任の厳しい追及にも、のらりくらりと交わすお袋w
ほわっとしてて天然だけど、意志はかなり強いのだ。
絶対に折れない。
僕はそれを知っているので、隣でニヤニヤと笑っていたw

それを見て担任が怒る。
「何を笑っているんだ!? ちゃんと反省しろ!」
「反省しろと言われても、やってないことは反省しようがないですもんねえ」

で、数日後に、財布が友達の机の中で見つかった。
奥に押し込められていて、分からなかったそうだ・・・。

家に電話がかかってきた。
「今更、電話で謝られてもねえ」
親父が代わった。
「手土産の一つも持って謝りに来るのが筋だろ!? お前、校長か!? 担任を連れて、今すぐ謝りに来い!」
この時ばかりは、ブチギレている親父が頼もしく見えたw


でも、物凄く嫌な思いをしたことは忘れられない。
その頃からか、僕は大人を斜め下から、冷めた目で見るようになった。


根拠なく人を疑う・・・傷つくよ。



さあ、明日からどうなるか、楽しみ🎵

僕は大丈夫、どんなに仲良くしていても、孤高を貫いているから。

今更、孤立したところでなんちゃない。
やるべきことをやるだけ。
最悪、仕事を辞めるだけ。
命まではとられないさ(´ー`)

最後まで付き合ってくれて(人''▽`)ありがとう☆

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