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小さな友達🐸

~~~ヾ(^∇^)おはよー♪

激しい雷雨が通り過ぎた後の町を歩いた。
暑さに喘いでいた緑も建物も道も生き生きと輝いていた。
ただすれ違う人だけが眉間に皺を寄せ苦しそうに歩いていた。
暑い間はずっと喜びを放棄するの?
自然と戦うのは辞めて受け入れよう。
暑くても寒くても大切な人生に変わりはないんだから。


#タロット

困難からの脱出、新しい世界への旅立ち。
夢見る夢子ちゃんにならないように、地に足をつけて行動しよう。
繊細過ぎるあなたの心は何を恐れているんだろう?
恐れや不安から目を背けないで、しっかりと見つめ受け入れよう。
その正体は、案外詰まらないことかも知れないよ。
影におびえる子供のように。

私は失敗は受け入れられます。

失敗は誰にでもありますから。

ただ、挑戦しないことは受け入れられません。



 マイケル・ジョーダン




☆独り言

僕がまだ小学校の低学年だったころ、大阪市内の家の裏の空き地に花壇を作った。
オヤジがでかい石を運んできて大きな長方形に囲み、そこに土を入れた。
自分家の土地だけど、消防条例とかで家を建てることは出来ないと言っていた。

その花壇の維持管理は僕に任され、僕は色んなものを植えた。
ミカン、リンゴ、ブドウ、スイカ・・・実のなるものばっかw
ミカン以外どれも失敗した。
あと成功したのは、バラの挿し木とネギだったw
ネギはお袋に言われて植えたけど、しょっちゅう収穫出来て、ネギを調達するのが僕の仕事となったw

中でもミカンの木だけは、花壇の中央で僕の身長を越えるぐらい育った。
ぽつぽつと実が出来てゆく中、ある時、アマガエルを発見した。
無類の生き物好きだった僕は、植物よりもカエルに水をやるために花壇に通っていたように思う。
そのカエルは僕を見ても逃げるそぶりは見せず、手を伸ばしてもじっとしていた。
そこで指先でカエルを撫でてやると、気持ちよさそうに目をつぶってた。
頭を撫でたり喉を撫でたり・・・
でもそれは誰にも言わず、静かに友情を温めていた。

秋になったころ、カエルが姿を消した。
冬眠だろうな思った。
今考えると、寿命だったのかも知れない。
僕は冬眠だと信じて冬も春も毎日様子を見に行った。
すると翌年の夏、カエルがまた現れた。
もう嬉しくてヾ(*´∀`*)ノww

それは3年ほど続いたと思う。
そして引っ越し。
別れの挨拶もできないまま、僕は市外へ行った。

カエルを見ると、あの友達を想い出す。
僕の大切な小さな友達。
彼は今でも僕の中に住んでいて、雨が降るたびに紫陽花の上で気持ちよさそうに目をつぶっている。


91052さん、勝手に画像を借りてごめんね。
もし都合が悪かったら言ってね。すぐに消すから。











新刊出たよ。
「妻と縄 Ⅹⅲ」受胎告知 NTR 🔞


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