見出し画像

4.7(48/89日目) 洗濯と裁縫

午前中、昨日お願いした通り安田さんに洗濯を依頼した。

旅行が始まって依頼、一度も洗っていないチノパンもお願いしようと思っていたが、乾燥機は付いていないというのでしかたなく服だけ頼んだ。パンツはこれしか持っていないので洗っている間に履くパンツがない...。

無事洗濯したものを安田さんから受け取り、窓際にロープを張り服を干していたら、ノックをする音が。

開けると40歳くらいの見知らぬ男性が立っていた。しかし雰囲気で宿の主人の息子だとすぐに分かった。

息子は親指と人差し指をスリスリさせながら

「洗濯は有料だ。800Pts。」

外に干していた洗濯物をあざとく発見したらしかった。

洗濯機を回した回数は1回なのだからタダでもいいのに。などと言う会話力もなく渋々支払うしかなかった。

気を取り直して食料を買いに宿を出た。ディスカウントスーパー「Simago」に寄ってインスタントパスタを買って帰りキッチンで自炊。簡単に出き上がり味も悪くなかった。

夜、安田さんに針と糸を借り、パンツに開いていた穴を修復。

いつも小銭を入れているチノパンの右ポケットの内側に穴が開いていて、路上にコインを撒き散らしそうになっていたのを昨晩発見していた。
広範囲に生地が薄くなっていたので、縫合だけでなくツギハギという高等技術にトライ。
生地は持参のハンカチをカットして使用した。裁縫は小学校6年生の家庭科の授業以来だが無事縫合完了。

いつもこのポケットに小銭を入れて長い距離を歩きまわっているので、小銭と太ももが擦れてその間に挟まれているポケットの布が摩耗して破れてしまったらしい。その証拠に、小銭が擦れていた辺りの太腿の毛だけツルツルになっていた。

明日はこのペンションをチェックアウトしなければならない。

面白い宿だったのでもっと滞在したかったが、長期滞在する人の予約が以前から入っていたらしく延長できないそうだ。

明日は再び冨永選手の試合を観るためにレェイダに向かうか、あと2泊してからにするかはまだ未定である。

日本人が経営するというペンションがバルセロナ大学の近くにあるらしいので、一度泊まってみても良いかも。そのペンションにはサッカー留学している少年がいたと思うと安田さんが言っていたし。

昼間乾かしておいた服が完全に乾かなかったので部屋の中で乾かすことにした。バルセロナの日差しも そこそこ強いが、さすがにアンダルシアのような日差しはなかった。

本日の出費

コーラ 82Pts
Simago 400Pts
洗濯代 800Pts

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?