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4.5(46/89日目) 再サグラダ・ファミリア

11時に起床。

昨日寝たのが0時頃だったので11時間寝た。寝過ぎである。

着替えてダイニングに行ってみると、安田さんがパスタを食べていて

「おはよう。昨日は外がうるさくて眠れなかっただろう?」 

深夜まで現地の若者達が路上で騒いでいてすごくうるさかったらしいが、自分はまったく気づかず爆睡していた。

何十年も使われてきたであろうペンション備え付けの傷だらけのフォークを片手に安田さんが

「サグラダ・ファミリアはもういったの?」

というので

「外観だけは見ました!」

中にはまだ入った事がないと伝えると、教会があったりサグラダファミリアの完成模型などが飾ってあったりと中の状況を教えてくれた。安田さんも久しぶりに見てみたいということになり、2人で徒歩でサグラダファミリアに行くことになった。

バルセロナの街を散策しながら1時間ほどで到着。日曜日ということもあったのか、サグラダファミリアはかなりの人で賑わっていて数十分並んでやっとチケットを買うことができた。
入場料を払おうとしたら、安田さんが財布を忘れたと言い出したので2人分の入場料を払って入場。

ペンションに帰ったら返してくれると言うが、すでに何度も食事を作って頂いてお世話になっているので返却はお断りしておいた。

入場し、中に入るとすぐ完成予想図の模型を発見。
しかし、現在の状況と比べて立派すぎる完成予想に、このペースではあと300年くらいしないと完成しないように思えた。真ん中にどでかい塔が建っているが、今日現在はその周りにある小ぶりの塔しか完成していない...。 

ちなみに着工は1882年とのこと。日本では考えられない時間の概念である。

完成している部分であるトウモロコシのような塔に安田さんと登ってみたが、階段が狭く沢山の人が幅1,5人分くらいの階段で上りと下りで交差するので、上に行けば行くほど登るのが難しくなっていくという難易度が高い塔であった。

登る途中、窓から見える景色は最高だったが、塔の一番上は見晴台などなくただ階段が行止まりになっているだけ。折り返して来るしかなかった。

安田さんは高所恐怖症とのことで、一番上まで行きながらも、外は1mmも観ることなく地上に戻ってきた。

なんのために上まで行ったか意味がわからないと独り言を言う安田さんから、建築家目線の建物の構造の説明や、ガウディの天才的な曲線の使い方などを説明してもらい、100年という時間の重みを堪能してサグラダファミリアを後にした。

自分が生きているうちに完成するかは分からないが、是非とも完成した姿を生で見てみたい。

ランブラス通りまで戻り、安田さんに500Ptsでサングラスを売っている店を教えてもらったり、大道芸を見たり、何十軒もある出店を回ったり(今日は祭りではない)しながらゴシック地区まで戻った。 

途中、ペンションの住人の露天商アルゼンチンの人からネックレスを2つ買わせていただいた。

港方面にある商業施設を見物してペンションに戻り、安田さんにチャーハンを作ってもらい食べた。今日もとてもおいしかった。

ちなみに、ご飯は鍋でも炊けるということを教えてもらった(米:水= 1:1.5がベストらしい)。

食後、外を見てみるとまだ明るかったが、時計の針は20時を指していた。
今の時期、日が沈むのは21時頃だ。 

本日の出費

朝食 500Pts
ネックレス(2コ) 200Pts
入場料 800×2=1,600Pts

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