寿柳貴彦

日本舞踊寿柳流宗家家元 寿柳貴彦です。

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    • 『子供たちに、伝えたいこと』

      次世代を担う子供たちに向けて。

    • 『寿柳貴彦を、生きる』

      寿柳貴彦の生い立ちと成り立ち

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    2021年末ご挨拶

    日本舞踊寿柳流宗家家元の寿柳貴彦です。 このコロナ禍でどうにか日本舞踊を広めていくことはないかと考えまして、今年になってからYouTubeを始めさせていただきまして、一年経つことができました。 これは、ひとえにご覧くださっている皆様のおかげと心より感謝しております。 まだまだ試行錯誤で至らないことも多くあると思いますけれども、 どうぞ皆さま変わらぬ温かい目でご覧いただければと思います。 また、ご意見やご要望がありましたら、ぜひコメント欄にお寄せいただければと思います。

      • 「萬歳」

        ~寿柳流チャンネル2021年12月公開~ 今回ご覧頂く動画は2019年11月に歌舞伎座で踊らせて頂いた義太夫の 「萬歳」です。 この映像は、三代目花柳壽輔追善公演として、 歌舞伎座という素晴らしい舞台で、 寿柳流にとって初めての舞踊会を執り行わせて頂いたときのものです。 本当に沢山の方のご協力、ご支援、ご理解のお陰で、寿柳流を創流することが出来たこと、さらに、三代目様の追善公演を歌舞伎座で開くことが出来たことに、感謝の気持ちでいっぱいでした。 また、「萬歳」は追善公演昼

        • 寿柳流チャンネル2021年10月公開「ご質問にお答えしました」

          お弟子さんから頂いた質問にお答えしていきます。 「初めての演目を踊る時、覚え方のコツはありますか?」 お稽古で何度も踊って体で覚えることが何よりも大事です。 時間をかけて覚えたものはきちんと身につきます。 「子供と大人は、教えるときに注意点の違いはありますか?」 子どもの場合は、体で感覚的に覚えることが大事です。 大人の場合は、体が動くヒントを頭で考えられるように理屈や理論をお伝えしています。 「日本舞踊で使用する小道具は、どんなものがありますか?」 まずは

          • 寿柳貴彦の子ども日本舞踊教室「さくらさくら」(寿柳流チャンネル2021年9月公開)

            こんにちは、寿柳流宗家家元の寿柳貴彦です。 今回は、こども日本舞踊教室をお届けいたします。 お扇子のお稽古の時は、ぜひ正座でやってみてください。 しびれてしまうので、 正座は、なかなか皆さん嫌がる座り方でありますけれども、 実は、姿勢良く正座をすると、体全体を使って動くことができるので、 あぐらや他の座り方をして動くよりも、いろいろな動きができます。 お扇子のあつかいも楽にきれいにあつかえることができると思いますので、正座でぜひやってみてください。 「さくらさくら」

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            寿柳貴彦の子ども日本舞踊教室「ハッハイヨーホッホトッタン」(寿柳流チャンネル2021年9月公開)

            こんにちは、寿柳流宗家家元の寿柳貴彦です。 今回は、こども日本舞踊教室をお届けいたします。 「ハッハイヨー」を踊っていきます。 日本舞踊では、男の人の役を踊るときもあれば、女の人の役を踊るときもあります。 今回の「ハッハイヨー」は、男の人の役を踊るときの足の動きをまとめたものです。 (映像では子どもたちに解説しています) 男の人と女の人の役を日本舞踊で踊り分ける時には、男の人の時にはひじを張って足のつま先を開きます。 はい、じゃあ、やってみましょう。 (映像で

            寿柳貴彦の子ども日本舞踊教室「ずいずいずっころばし」(寿柳流チャンネル2021年8月公開)

            こんにちは、寿柳流宗家家元の寿柳貴彦です。 今回は、こども日本舞踊教室をお届けいたします。 「ずいずいずっころばし」を踊っていきます。 腰を入れたり、折ったり、体をねじったりする振りが出てきます。 また、うでや手、手首をたくさん使った振りが出てきます。 皆さんでどうぞ踊ってみてください <子どもたちによる「ずいずいずっころばし」の踊り> おなかの中から体を動かし、 力を指先まで伝えるイメージです。 そうすることで自然ときれいな動き、きれいな指の形になります。 花

            感謝と追悼 花柳千代先生

            千代先生とは三代目がご存命であり、私が築地の花柳舞踊道場で代稽古をさせていただき始めた頃にお会いしました。  当時、千代先生のもとへ中国からお二人の留学生がいらしており、その方たちに私が代稽古としてお稽古をさせていただくことになりました。 まだまだ未熟であった私のお稽古に対して、丁寧に質問をして下さり、私の拙い返答に対しても真摯に耳を傾けて下さったのが初めての出会いで、今でも鮮明に覚えております。 千代先生はきっと思うことが色々とあられたことと思いますが、優しく温かい目で代稽

            <結びのご挨拶>寿柳流チャンネル2021年3月公開

            これまでご覧いただきまして、誠にありがとうございます。 日本人は「和」の心を大事にしてきました。 人は決して一人では生きていけず、知らず知らずの間に人や周りの生き物、たくさんの助けを借りて生きています。 自分の価値観を大事にし、同時に相手の価値観も大事にし、お互いがお互いに思いやる気持ちが大事です。 このお互いに思いやる気持ちこそが「和」の心だと思います。 日本舞踊のお稽古を通じて、出来ないことがたくさんあること、出来ないことが出来るようになる喜び、出来るように努力する

            <お扇子>寿柳流チャンネル 2021年3月公開

            「お扇子は日本舞踊にはなくてはならない大切なものです」 「お扇子を使ってみましょう」 日本舞踊において、お扇子というものは、かなり重要な道具の一つとして扱われており、たとえるなら、武士で言えば刀に近いぐらい大事なものとして扱われております。 お扇子の説明をさせて頂くと、日本舞踊においては、骨が10本あるものを使うことが多いです。(映像では、扇子を指差して説明しています) チェック「お扇子の部位のなまえ」 上のことを「天」と言い、下を「地」、紙の部分が「地紙」といい、

            <美しい所作>寿柳流チャンネル 2021年3月公開

            「中心からからだを動かすイメージが大切です」 「美しい所作を学びましょう」 <着物を着たときに、どんな風に動けばキレイに見えるか> について、お話をさせていただきたいと思います。 歩くとき、立っているとき、それぞれに意識していただいた「重心」「丹田」というキーワードがあったと思いますが、上半身を動かすときにも同じことが言えます。 「手をただ動かす」のではなく「きちんと重心と丹田を意識して、指先まで力をつたえる」ということがとても大事になってきます。 チェック「上半身を

            <おすべり>寿柳流チャンネル 2021年3月公開

            「『おすべり』は、日本舞踊の基本的な動きの一つです」 「おすべりをしてみましょう」 今回は、皆さんに、 『おすべり』という動きをやっていただきます。 それでは、実際に動きをお見せします。 (映像では実演しています) 『おすべり』のときは、重心移動、 つまり、どこに体重をかけるのかということが、とても大切です。 これは、足腰をきたえることにもつながります、 実際に『かごめかごめ』という曲にあわせて『おすべり』をするときに、 意識してみてください。 「おすべりのときに

            <歩き方>寿柳流チャンネル 2021年3月公開

            「重心を操作することで より綺麗により効率よく 動くことができます」 「歩き方を学びましょう」 着物を着ているときの歩き方と、 現代の洋服を着ている時の歩き方の大きな違いは、 洋服を着ている場合に多くの皆さんがやっている 「後ろ足で後ろにけって歩く」という動きを、 着物の場合は、行わないことです。 <それはなぜでしょうか> 着物のときに、後ろ足で後ろにけって歩くと、 着物の裾が開いて、乱れてしまうからです。(映像では、実演しています) では、<どうすると、キレイに

            <立ち方>             寿柳流チャンネル 2021年3月公開

            『支えるものがなくても、自分でしっかり立つことが大切です』 <立ち方を学びましょう> キレイに立つための流れは、次の通りです。 ①足先をそろえてそくにする (※そくにする とは?内股でも外股でもなく、かかと足先をまっすぐそろえること) ②手の指をそろえて伸ばし親指を軽くつける ③足のつけねにおく ④つり腰で背筋を伸ばす ※つり腰とは?お尻をつり上げるように骨盤をたてて、背中をまっすぐにすること。 ⑤あごを引き、目は金の目(金の目とは?目線をまっすぐ前にすること) ⑥肩

            <お辞儀・座り方>寿柳流チャンネル 2021年3月公開

            『日本舞踊はお辞儀に始まりお辞儀で終わります』 <お辞儀をしてみましょう> お扇子を前に置きましょう。 お扇子とひざの間に手をついてはじめのご挨拶をします。 よろしくお願いします(ここで、お辞儀をします) <舞台にあがる時の注意> 映像(2021年3月公開/寿柳貴彦の「こども日本舞踊教室」)の中では、 子供さん4人に、舞台にあがっていただきました。 みなさんには、舞台にあがる前に、お辞儀をしていただきました。 お辞儀をする理由は、舞台は大切な場所だからです。 お辞儀を

            <ご挨拶>寿柳流チャンネル 2021年3月公開

            日本人がまだ着物を着て生活し、自然と共に過ごしていた時代に、 景色や風習を見て感じた事、心の動きなどを大切にしながら、見ている人の心が動くように、いろいろ工夫して、音楽に乗せ身体で表現することが、 今日の日本舞踊になっていると思います。 多くの先輩たちが紡いできた踊りに触れることで、 日本の文化を習うことの楽しさを学ぶことが出来ます。

            『家元教育がはじまる』vol. 2

            写真は、右から、二代目花柳壽輔(大伯父) 真ん中、夫人(大伯母) 左、三代目花柳壽輔(従妹叔母) 父が次男なこともあり、家に仏壇もなく、 これと言った祭祀の習慣はなかったのですが、 家元(三代目花柳壽輔)のところに伺うようになり、祭祀についてのたくさんの知識を得ることになり、意外とそういったことを自分が好きだったことに気づかせていただきました。 築地(三代目の稽古場がありました)に行くようになって、 覚えた般若心経は、今でも毎日唱えています。 そして、大切に思い出すこ