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「過去→現在→未来」から「未来→現在→過去へ」

今回は「未来→現在→過去」についてお話します。

本題に入る前にお知らせをさせて下さい。


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「2040年、この世界から紙の本が姿を消した」

ぜひ読んでみてください!!!


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著者、第二作目にして、初の書籍化。
本の中に残された一文からすべては始まる。

寛太と忠が万引きした本の中には、謎のメッセージが残されていた。消された形跡のある、まるで手紙の一文のようなメッセージを書いたのは、いったい誰なのか。そして消されたメッセージには、いったい何が書かれていたのか。ひょんなことから、それらを探すことになってしまった寛太と忠。そこにはある女性の暗い過去が関係していた。果たして、寛太と忠は真実にたどり着くことができるのか。

あらすじ

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小学生のころから、絵の才能に恵まれた渡井蓮はその才能を過信し、自ら学ぶことをしてこなかった。
やがて成長し、才能だけでは通用しなくなってくると満足のいく作品が描けなくなってしまった。
そのことに絶望した蓮は、自分の殻に閉じこもり、自堕落な生活を何年も送っていた。
そんな時偶然、同級生だった岩谷英司と再会する。
学生のころ、ともに絵を学んでいた岩谷英司は、画家として大成功をおさめていた。
そのことに嫉妬し恨み募らせたは蓮は、勢いあまって岩谷英司を殺害してしまう。
蓮は、岩谷英司殺害後、彼が発表する予定だった油絵を盗み、自分が描いたものとして世間に公表してしまう。
その油絵をきっかけに、蓮の人生とその周りにいた人々の人生が大きく狂っていく。
人とは違う高みへ上り、そこから見える景色を渇望した男の、栄光と挫折と孤独。

あらすじ

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○過去を振り返らない

それでは本題です。

私にも過去があるように。誰にでも過去があります。

よかったことはもちろん、嫌だったこと後悔していること。
過ごした年月によってちりのように積もっていきます。


そしてなぜか楽しかったこと嬉しかったことよりも、後悔していること嫌だったことの方が記憶に残っているのではないでしょうか。


それは、「二度と同じ過ちを犯さない」という脳の生存本能のようなものなのですが、これに振り回されてはいけません。


所詮過去は過去であり、どれだけ後悔し悔やんでも変わることはありません。


○「過去→現在→未来」から「未来→現在→過去」へ


「過去→現在→未来」

過去があり現在があり未来がある。


一度は聞いたり目にしたことがあると思います。

しかしあえてこれに異を唱えます。


本当は、、、

「未来→現在→過去」

ではないでしょうか。



例えば、今あなたはこの記事を読んでくれていますが、読み進めるうちに、この記事は過去になっていきます。

つまり過去は現在の後にきます。

過去はどんどん過ぎ去っていくもの。


そしてあなたがこの記事を読もうと思ったこと。
それは「未来」です。


記事を読む、食事をする、テレビを見る。
まずあなた自身が行動を起こそうと考えたはずです。

つまり最初に「未来」がきます。

記事を読んでいる自分、テレビを見ている自分をまず頭に思い浮かべているはずです。
無意識のうちに起こってる行動が多いと思いますが、例え無意識でもまずはあなたのその姿を想像しているはずです。


ですから、本来の人の生き方は

「未来→現在→過去」

なんです。


○未来にこそ意味がある!

「未来→現在→過去」であるなら、「過去」というものに全く意味がありません。


「未来」にこそ意味があります!


「過去」は変えることができませんが、「未来」は変えることができます。


そして「未来」を明るく前向きで輝かしいものにすることができるのは、あなた自身です。


変わることのない「過去」にとらわれて、「現在」と「未来」を暗いものにしてしまうのか。

想像して変えることができる唯一の「未来」を明るく前向きなものにするのか。


いったいどちらが生きやすいのか。
もうお分かりですね。


「未来→現在→過去」

ぜひこれを覚えておいて下さい!


最後まで読んでいただきありがとうございました。

それではまた次回の記事でお会いしましょう。
小説家の川井利彦でした。

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