小説を書く際に絶対にやってはいけないこと
こんにちは。未来の直木賞作家、小説家の川井利彦です。
今回は「小説を書く際に絶対にやってはいけないこと」についてご紹介します。
本題に入る前にお知らせです。
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著者、第二作目にして、初の書籍化。
本の中に残された一文からすべては始まる。
ぜひ一度読んでみてください!!
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発売時期、価格はまだ未定ですが、決まり次第お知らせします。
まずはあらすじをご覧ください。
それに先立ち、現在『天上の絵画 第一部』を特別に無料公開しています。
「vol.1」から「vol.11」まであり少しボリュームがありますが、物語の非常に大切な部分が描かれています。
ぜひ読んでみてください。
▼絶対にやってはいけないこと
それでは本題です。
小説を執筆する際には、読者の興味を引き、物語を魅力的にすることが必要不可欠です。
そのためには絶対にやってはいけなことがいくつか存在します。
そこで今回は、小説執筆時に絶対にやっていけないことについて具体的に解説していきます。
※今回の記事は「ChatGPT」が書いた内容を、加筆修正したものです。
1.情報の過剰な提供
読者に情報を与えることは重要ですが、情報の過剰な提供は読者を飽きさせてしまいます。
過度な説明や詳細な背景情報は、ストーリーの流れを妨げ、読者の関心を失わせる可能性があります。
例:
慎重にドアを開け、中に入ると、そこには古い家具がたくさん置かれていた。ソファは赤い色で、その上には花柄のクッションが置かれていた。カーテンは青くて厚手の生地で、部屋にはアンティークのランプがあり、その光が部屋全体を照らしていた。
改善案:
彼は部屋に入り、古い家具が並ぶ中、ソファに目をやった。色あせた赤と花柄のクッションが、その年代を物語る。厚手の青いカーテンが風に揺れ、アンティークのランプの灯りが部屋を柔らかく照らした。
2.キャラクターの無関連な行動や反応
キャラクターの行動や反応は物語の展開に直結しているため、無関連な行動や反応は読者を混乱させてしまう可能性があります。
キャラクターの行動は、その人物像や物語の進行に合致している必要があります。
例:
主人公が友人との会話中に突然飛び上がり、遠くの山に向かって走り始めた。
改善案:
主人公は友人との会話中、突然彼の携帯が鳴り始め、彼は驚いた表情を浮かべる。すぐに携帯を手に取り、その内容に深く考え込む。彼の決断が物語の展開に影響を与えることが示唆される。
3.文体の不一貫性
一貫性のない文体は読者の興味を損ないます。
一貫性のない語り手の視点や語り口は読者を混乱させ、物語のリアリティを損なう可能性があります。
例:
物語が第三者視点から語られている中で、突然主人公の内面でのモノローグが挿入される。
改善案:
物語の語り手を明確にし、物語全体を一貫した視点で語ることで、読者は物語を理解しやすくなります。
4.文体の乏しさと冗長性
単調で冗長な文体では読者は途中で飽きてしまい、物語の魅力を損なってしまいます。
文体の多様性や緻密さが物語を豊かにし、読者の興味を引くことができます。
例:
繰り返し同じ形式の文や単調な表現が続く。
改善案:
文体に多様性を持たせ、緻密な表現を用いることで、読者の興味を引き、物語のリズムをより魅力的にすることができます。
5.予測可能なプロット
予測可能なプロットは読者の興味を喪失させてしまいます。
物語には意外性や驚きの展開が必要であり、読者が事前に予測できない要素が含まれていることが重要です。
例:
物語の展開があまりにも予測可能で、読者が次に起こることを容易に予測できる。
改善案:
読者の予想を裏切るような意外な展開や転機を盛り込むことで、物語に緊張感や興味を与えることができます。
▼まとめ
ここまで「小説を書く際に絶対にやってはいけないこと」についてご紹介しました。
これらのポイントを考慮することで、小説をより魅力的で読みやすいものに仕上げることができます。
大切なことは読者目線を忘れないことです。
常に読者を意識してどのような表現であれば、より魅力的で面白いと感じてもらえるのか、しっかり考える必要があります。
もちろんストーリー展開や世界観まで、読者を意識しすぎる必要はありません。
これをしてしまうと、どこにでもある似たような物語になってしまいます。
伝えたいメッセージや世界観はあなた独自のものを考え、それを伝える方法は読者目線を意識することが重要です。
ぜひ今回の5つの手法を参考にしてみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
小説家の川井利彦でした。
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