小説を書いている時に、やってしまいがちな失敗
こんにちは。小説家の川井利彦です。
今回は「小説を書いている時に、やってしまいがちな失敗」を5つ紹介します。
本題に入る前にお知らせです。
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〇小説を書いていると、やってしまいがちな失敗
それでは本題です。
小説を書いていると、やってしまいがちな失敗は、いくつかありますが、今回は代表的なものを紹介します。
ぜひ小説を書く時の参考にしてもらえたら、幸いです。
※今回の記事は「ChatGPT」が作成した記事を元に、加筆修正したものです。
1.アルゴリズムの強引さ
アルゴリズムとは「ある特定の問題を解く手順」のことを言います。
そのアルゴリズムが強引だと、物語が自然に流れず、登場人物の行動や心情に説得力がなくなってしまいます。
「設定に無理がある」「話の展開が強引だ」という感想を聞いたことがあるかもしれません。
要するに作者のご都合主義的な展開になってしまい、読者がついて行けてない状態のことです。
物語を成立させるために、多少の強引さは必要かもしれませんが、設定や描写、登場人物の心理状態などで、納得感のある展開にすることが大切です。
2.話が長すぎる
話が長すぎると、読者の興味が薄くなってしまいます。
逆に短すぎると物足りなさを感じてしまいます。
テンポがあり、飽きさせない工夫を凝らしながら、物語を進め、読者を引き込むようにしましょう。
そうすれば、例え話が長くなっても、最後まで楽しんでもらうことができます。
3.登場人物の魅力不足
小説には魅力的な登場人物が必要不可欠です。
しかし、登場人物に魅力がなければ、読者は興味を持たず、物語に入り込めません。
登場人物の感情、行動、思考に一貫性を持たせることで、読者が共感できるようにしましょう。
特に主人公は、物語の核となる非常に重要な存在です。
主人公がどんな思考を持ち、行動して、困難に打ち勝ち、目的を達成するのか。
例えそれがありきたりな展開であっても、魅力があれば、読者を物語の中に引き込むことができます。
4.高度な説明
小説には、物語の世界観を読者に伝えるために必要な説明がありますが、理論的で難しい説明になってしまうと、読者は読むのに疲れてしまいます。
世界観を伝えるために、ある程度の説明は必要になってきますが、簡潔で短い文章や、わかりやすく理解しやすい表現を使って、読者が入り込みやすいものにすることが大切です。
現代劇を書く場合、そこまで高度な説明は必要ありません。
例えば「警察」と聞けば、ほとんどの人がわかりますし、想像できるはずです。
その場合は、登場人物の過去や心理描写に重きをおいて、書いてみましょう。
5.文章の乱れ
文章が乱れていたり、読みにくい表現を使ってしまうと、読者は物語に夢中になることができません。
接続詞や助詞の一文字で、文章の読みやすさ、伝わりやすさが大きく変わってきます。
「神は細部に宿る」とよく言われますが、細かいところにこそ、細心の注意を払う必要があります。
一通り書き終えた後、一から読み直して、誤字脱字はもちろん間違っている表現、伝わりにくい単語が使われていないか、確認するようにしてください。
第三者に読んでもらい、アドバイスをもらうことも有効な方法です。
特にプロの編集者であれば、的確なアドバイスをくれるはずです。
小説は一人で完成させるものではありません。
多くの人の助けを借りて、完成させるものであることを覚えておいてください。
6.まとめ
ここまで「小説を書く際に、やってしまがちな失敗」を5つ紹介してきました。
これはほんの一部でしかありませんが、面白い小説を書くために、重要なスキルです。
大切なことは読者の立場に立って、作品を作ることです。
小説の目的は、読者を楽しませ、新たな気づきを与えることにあります。
このことを忘れないようにしましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
小説家の川井利彦でした。
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