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2023年の振り返り。そして来年の目標。

こんにちは。未来の直木賞作家、小説家の川井利彦です。

今回はいつもの「書き方の学校」ではなく、2023年の振り返りをしていきたいと思います。

本題に入る前にお知らせです。


◎小説「本からの手紙」がアメージング出版から絶賛発売中!

著者、第二作目にして、初の書籍化。
本の中に残された一文からすべては始まる。

寛太と忠が万引きした本の中には、謎のメッセージが残されていた。消された形跡のある、まるで手紙の一文のようなメッセージを書いたのは、いったい誰なのか。そして消されたメッセージには、いったい何が書かれていたのか。ひょんなことから、それらを探すことになってしまった寛太と忠。そこにはある女性の暗い過去が関係していた。
果たして、寛太と忠は真実にたどり着くことができるのか。

あらすじ

ぜひ一度読んでみてください!!


◎小説「天上の絵画」が新しくAmazon kindleから発売されます

以前発表した小説「天上の絵画」に大幅な加筆修正を加えて、Amazon kindleから発売される予定です。

発売時期、価格はまだ未定ですが、決まり次第お知らせします。

まずはあらすじをご覧ください。

幼い頃から、才能に恵まれた渡井蓮は、純粋に絵を描くのが好きだった。
だがそんな蓮の才能に嫉妬した一部の人間の妨害によって、心に大きな傷を負ってしまう。人の恨みと嫉妬に絶望した蓮は、それが原因で絵を描くのをやめてしまった。
数年後、同級生の岩谷英司と再会する。ともに絵を学んでいた彼が、画家として大成功している事実を知った蓮は、絵に対する想いが再燃し、とんでもない事件を起こしてしまう。
人とは違う高みへ昇ることを渇望した者の、栄光と挫折。
蓮が最後にたどり着く所から見る景色は、いったいどんなものなのか。

小説「天上の絵画」
あらすじ

それに先立ち、現在『天上の絵画 第一部』を特別に無料公開しています。

「vol.1」から「vol.11」まであり少しボリュームがありますが、物語の非常に大切な部分が描かれています。

ぜひ読んでみてください。


▼2023年を振り返る

それでは本題です。

2023年の年末ということでnoteから『2023年の記録』がお知らせされました。


皆さんにも共有があると思いますので、ぜひ見てみてください。
けっこう面白いです。

私の2023年の記録はこんな感じです。




▼小説の書き方とは関係ない!?


よく読まれた記事「売れる小説家と売れない小説家の違い」

この記事は3月に投稿した記事ですが、興味深かったのは「小説の書き方」とは違った内容が一番読まれていることです。

この記事の主な内容は、小説家としての営業力であったり、マーケティング力、最後は「運も重要」と書かれています。

いや、運って……

小説の書き方と全く関係がない!!

ただこれはなんとなく予想はしていたことで、ChatGPTを筆頭にAIが当たり前になってきて、全員が簡単に情報を手に入れるようになった現代。

「小説の書き方」なんて検索すればいくらでも出てくる!!

私だってChatGPTに記事の素案を書いてもらっているので、誰でも同じ情報を簡単に入手できるわけです。

つまり「小説の書き方」のような一般的な薄っぺらな情報に価値なんてない!!

こんなことを書くと、自分のこれまでの活動を全て否定することになりますが、事実だから受け止めるしかない。

だからこの記事のようなちょっと違った側面の内容がウケた……のかな?
単純にタイトルに興味を引かれてタップしてくれた可能性も否定はできない。


▼ちょっと話が脱線します

そんな現代において、じゃあ何を投稿していけばよいのか。

答えは……

【体験】

「あなたがこれまで経験してきた体験」
「あなただけの体験」
「検索しても出てこない、ChatGPTにも答えられない体験」

これに価値が出てきます。
まあこんなことは何十年も前から言われていたことなので、珍しくもなんともありません。

ちょっと話が脱線していますが、脱線ついでに最近考えていることをお話します。

先ほども触れたようにAIの登場によって、クリエイター界隈は大きな転換期に入ったと思います。

AIを使えば、主婦でも誰でも簡単に絵を作ることができます。
当然、小説もAIで書けますし、プロットも考えてくれます。

現在執筆中の『天上の絵画』の表紙の画像もAIに考えてもらいました。


小説「天上の絵画」表紙画像(AI作成)

ようするに「誰でもクリエイターになれる時代」に入ったということです。

「誰でもクリエイターになれる時代」というのは、プロとアマチュアの境界線があいまいになり、プロの価値が下がるということです。

ただでさえ出版不況で本が売れない時代なのに、プロとして価値も下がっていく。
踏んだり蹴ったりとはまさにこのこと……

そんな『誰でも小説家になれる時代』にどうやって生き残っていけばよいのか。

今考えてる方法は二つ。

1:圧倒的なクオリティの作品を発表する
2:コミュニティ内で活動する

「1:圧倒的なクオリティの作品を発表する」は、言葉の通りです。
AIでは書けない極上の物語を発表し、圧倒的な差をつける。

これが最もわかりやすく最もハードルが高いかもしれません。

そんな「圧倒的な差」にこだわっている私が今執筆中なのが……

『天上の絵画』

よく読まれた記事の第二位にも輝いた『小説 天上の絵画 vol.1』をぜひご覧ください。

話が脱線しているので、無理矢理つなげました(笑)


「2:コミュニティ内で活動する」は、オンラインサロンやサークルなどのコミュニティに入るか自分で作るかして、その中で作品を発表していくやり方です。

コミュニティでファンを獲得していけば、作品を読んでもらいやすくなります。


コミュニティに関しては反省点があります。

noteメンバーシップを運営していますが、全く上手く行かなかったことです。
これは完全に自分の落ち度で反省です。

会社員時代に飲食店の店長もできなかったんだから、そりゃあコミュニティに運営なんてできるはずがない!
考えが甘かった。

わかったことは、やっぱりこういうことは向いていない!!

私は運営側よりも、コミュニティに入ってわちゃわちゃしている方が向いています。

ですから、今後はコミュニティ運営ではなく、コミュニティに参加する側に注力します。


▼フォロワー数倍増!?

創作の記録を見てみると……

投稿数「523本」
読まれた数「13.3万回」

たくさんの方に読まれたみたいで、圧倒的な感謝です。

ありがとうございます。

現在、連続投稿に挑戦していて……

目指せ「365日連続投稿」

12/22現在で「310日連続投稿」中なので、あと少し頑張ります。
これからもぜひお付き合いください。


驚いたのが……

増えたフォロワー数が「350人」だったことです。

今のフォロワー数が「794人」なので、約半数が今年増えたことになります。

全然そんな感じはなかったのですが、地道に活動してきた結果なのか、達成感があります。

記事を読んでくれた方、オススメしてくれた方、スキしてくれた方のおかげです。

ありがとうございます。


▼最後に……

なんだかんだと今年の振り返りをしましたが、来年も変わらずnoteでの活動を続けていきます。

「書き方の学校」を中心に、たまに小説を投稿しながら。

さらに来年は……

「小説の商業出版」に挑戦します!!

前述した通り、AIによって「誰でも小説家になれる時代」

誰でも自由に簡単に投稿、出版ができるようになったからこそ、出版社からの「商業出版」に大きな価値があると思っています。

これから小説家として活躍していくためにも、直木賞を受賞するためにも2024年は「商業出版」にこだわっていきます!!


ということで来年も「小説家 川井利彦」をどうぞよろしくお願いします。






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