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読者が受け入れやすい主人公の姿とは

こんにちは。小説家の川井利彦です。

今回は「読者が受け入れやすい主人公」をご紹介していきます。

本題に入る前にお知らせです。

◎小説「本からの手紙」がアメージング出版から絶賛発売中!

著者、第二作目にして、初の書籍化。
本の中に残された一文からすべては始まる。

寛太と忠が万引きした本の中には、謎のメッセージが残されていた。消された形跡のある、まるで手紙の一文のようなメッセージを書いたのは、いったい誰なのか。そして消されたメッセージには、いったい何が書かれていたのか。ひょんなことから、それらを探すことになってしまった寛太と忠。そこにはある女性の暗い過去が関係していた。
果たして、寛太と忠は真実にたどり着くことができるのか。

「本からの手紙」
あらすじ

ぜひ一度読んでみてください!!

〇理想的な主人公の姿

それでは本題です。

小説の主人公は物語の中心となる重要な存在であり、読者は主人公に共感したり、共感できないと感じたりします。

そのため、小説の主人公の性格や行動や思考は、読者が受け入れやすいものであることが必須です。

そこで今回は、読者が受け入れやすい、小説の主人公の性格や行動や思考の例を3つご紹介していきます。

※今回の記事は「ChatGPT」が作成した記事を元に、加筆修正したものです。

1.目的意識が明確な主人公

主人公は、物語の中で何かしらの目的を持って行動することが多いです。
そのため、目的意識が明確で、目的を達成するために積極的に行動する主人公は、読者に好まれやすいです。

また、目的を達成するために努力する姿勢や、逆境に打ち勝つための頑張りも、読者の共感を得やすくなります。

読者も目的や夢を抱き、日々生活しています。
自分には全く関係ない目的であっても、それに向かって行動する姿に、人は影響を受けます。

難しく考える必要はありません。
わかりやすい、共感を得やすい目的で構いません。

主人公に目的意識を持たせてみましょう。

2.感情表現が豊かな主人公

主人公を感情的に描くこともオススメです。

感情表現が豊かな主人公は、読者に強い印象を与えることができます。

また、主人公の内面の葛藤や苦悩を描くことによって、読者に共感を得ることができます。

いつも冷静沈着で、何を考えているのかわからない人物ほど、その内面を丁寧に描くことで、読者の共感を得ることができます。

セリフだけでは伝えられない、複雑な内面を丁寧に描いてみてください。

3.矛盾した性格を持つ主人公

主人公は、単一の性格を持つことは少なく、複雑な性格を持つことが多いです。
矛盾した性格を持つ主人公は、読者に興味を持たれやすく、物語を引き締める効果があります。

外見は冷静だが内面は熱く燃えるような主人公や、優しさと冷酷さを併せ持つ主人公などが挙げられます。

あなたの周りにも、矛盾した性格を持っている人物が、一人はいるはずです。
もしくはあなた自身が、矛盾した性格を持っているかもしれません。

矛盾と聞くと、あまり良い印象を受けないかもしれませんが、小説の主人公としては、とても魅力的です。

複雑な性格を持っている主人公が、困難な直面を打開し、人生を切り開く。

王道ストーリーですが、読者を楽しませる十分な要素を含んでいます。

4.まとめ

ここまで「読者が受け入れやすい主人公」について紹介してきました。

1.目的意識が明確な主人公
2.感情表現が豊かな主人公
3.矛盾した性格を持つ主人公

読者が受け入れやすい小説の主人公とは、目的意識が明確で、感情表現が豊かで、矛盾した性格を持つなど、他にも様々な要素を含んでいます。

主人公のキャラクター設定が読者に強い印象を与え、物語を引き締めてくれます。

ぜひ覚えておいてほしいことは、「主人公の人間味」です。

やはり人間らしい主人公が、読者に受け入れてもらいやすい傾向があります。

ものすごい特殊な能力を持っていても、どこか人間臭い、人間味のある主人公。
作家も人間なら、読者も人間です。

ぜひこのことを意識して、魅力的な主人公を描いていってください。


最後まで読んでいただきありがとうございました。
小説家の川井利彦でした。

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