マガジンのカバー画像

独学で一級建築士合格の手引き~製図試験編~

65
一級建築士試験を独学で頑張るあなたへ。きっと役に立つ手引書です! これを見て合格へ一歩近づいてください!
運営しているクリエイター

#資格支援

課題文の読み込みについて。

さて、独学の壁でもある問題をどこから手に入れるかわかった方は次に実際に問題を解いてみましょう。

どこから手に入れれば良いのかわからない方はこちらを参考にしてください。

さて問題を解くに当たって、まず最初に行うのは「課題文の読み取り」です。この課題文の読み取りは慣れてしまうと早く流してやってしまう人が多いのですが、私はこの読み取り、エスキスを行うにあたって一番重要と考えています。

有名資格学校

もっとみる

エスキス時の基本的な考え方。

さあ、独学で一級建築士試験に合格を目指す人に向けたこのnoteですが作図も少しずつ慣れてきたと思いますので、少しずつエスキスに役立つ事も書いていこうかと考えています。

昨年度は基準階タイプでしたが今年はゾーニングタイプの施設が発表されています。ですので昨年度が初受験だった方はゾーニングタイプのエスキスで少し戸惑うと思います。昨年度は基準階をしっかり納めて、他の階はそれを基準にすればなんとか解けま

もっとみる

問題はどうすれば良いの?

独学で難しいのは問題をどうするのかということです。ということで今回は独学を支援してくれるありがたいサイトを紹介したいと思います。(このnoteも含めて!)

こういったサイトは独学でやっている方はご存知でしょうが、おすすめの厳選支援サイトを紹介したいと思います。
今回紹介する2つのサイトは私が実際に試して本当に良いと思った所ですので参考にしてみてください。

①製図試験.com さん

こちらは私

もっとみる

一回やってみる。

独学で一級建築士試験合格のために書いているこのnoteですが、今日はその他にも役立つ事を書いていこうと思います。
いつも方法論ばかりだと面白くないので。

成長が早い人って(ここでは一級建築士の勉強している人)人の話をきちんと聞く人が多いです。謙虚というかしっかり質問も聞いてくれます。

逆に成長が遅い人は、聞いているようで聞いていない。わかったふりしている、相槌打つだけ。

成長が遅いか早いか、

もっとみる

重要な判断基準。

一級建築士製図試験に合格するために必要になる重要な物の一つに

【 しっかりとした判断基準 】

を持っていないといけません。

一見すると判断基準を作り上げるのは難しいようない感じられるのですが、凄くシンプルです!それはというと!

【 利用者 > 管理者 > 業者さん 】
この関係性を常に意識することです!
第一に利用者が利用しやすく、次に管理者が管理しやすく、そして業者さんが利用者・管理者の

もっとみる

こだわりすぎない。

一級建築士試験、特に製図試験において重要なことを今日はお伝えしたいと思います。それは

*******

【こだわりすぎない・細かい所を気にしすぎない】

*******

ということです。これは作図においてもエスキスにおいても同じです。
この事を念頭に置きながら時間を意識して勉強・練習を積み重ねないといけません。

設計のお仕事にしている方は特になのですが、作図で線がちょっとだけはみ出している所

もっとみる
事例研究のおすすめ書籍。

事例研究のおすすめ書籍。

前回の投稿で実例研究の必要性を書きましたが、今回はそんな事例研究の助けとなるおすすめの作品集を紹介したいと思います。

これは有名な資料ですので、みなさんご存知かもしれませんが類似用途の実例を研究するのにもってこいの資料です。今年度はno.41あたりを参考にすると良いでしょう。自分でHPなどを調べるのと並行してぜひともゲットしておきたい資料です。
あと注意して欲しいのは試験課題発表後中古の値段が急

もっとみる

実例研究の必要性。

さあ独学での一級建築士合格を目指しての投稿も10回目を迎えました。
今回は事例研究について書いてみたいと思います。

一級建築士試験の最近の傾向の一つに大手の資格学校がやらないような事を試験で出題する傾向があります。
昨年度でいうと空調の名前を聞き慣れないものにする、自分で設定する要求室があるなどです。
こういった、言わば “慣れないもの” に対してどう対処すればいいのか。

その一つの対策方法が

もっとみる

作図のコツ②~力を入れなくてもOK~

作図のスピードアップ回の時に時間がなくてあまり作図練習ができない人の為に作図時間短縮方法を書きましたが、

それを踏まえて出来るだけ枚数を描いて欲しいのが実際の所です。

でも枚数を描いていく時にどうしても立ちはだかる壁。
そう手の疲れと腕の痛みです!

一日一枚でも集中していて描いていると手や腕が痛くなってしまいます。
腱鞘炎になってしまう人もいたりします。

じゃあどのようにしたら痛みがなくか

もっとみる
作図のコツ① ~線のメリハリ~

作図のコツ① ~線のメリハリ~

作図の時、よく言われるのがメリハリ。
じゃあこれはどうやってつけていくのか、独学や初受験の人は分かりづらいと思いますので今回はその説明を。

よくメリハリを付けるために0.9~0.7mmのシャープペンを使う人がいますがそれがやりやすく、メリハリが付けばそれでOK!
しかしそれでも難しい人は描きた方が良くないのかなと思います。

それでは図で説明していきます。

上の図はペン先の拡大図です。
まずは

もっとみる

建築士試験作図スピードアップ

作図のスピードアップにはコツというものはあまり無いんじゃないかと思います。よく言われる縦と横をまとめて描くとかはもはやコツで無く当たり前だし、それ以外にスピードアップの方法というと迷わないとか止まらないとかエスキスをあまり見ないとかもよく聞くしあとは線の描くスピードを上げるという絶対的な方法になってきます。

でもそこでなぜ作図に時間がかかるか?
という問題を自分なりに考える必要があります。

もっとみる
作図時間の目安。

作図時間の目安。

前回のnoteでは作図の順序を書いていきましたが、今回は作図時間の目安を。

まずは作図の順序を振り返ります。

□作図順序(あくまでもお薦めの順番です変更しても構いません。)
①通り芯(極薄) → 柱(テンプレート3.5mm角)(濃)→ 寸法線(線のみ)(普)
②外壁(二重線で(薄))
③外壁・内部の部屋の間仕切り・出入り口を下書き(フリーハンドでごく薄く(確認できる程度))(極薄)
④外壁・内

もっとみる

まずは作図の順序。

作図を早く仕上げるためには、まずは自分なりに描く順番を決めてそれを守ることが鉄則です。
自分なりの順番を徹底していけば描き残し・間違いが少なく済みます。

最初はどの順番で描くかわからないと思いますのでおすすめの順番を書いておきます。(変更して目標時間はこの次のnoteに書くことにします)

①通り芯(極薄) → 柱(テンプレート3.5mm角)(濃)→ 寸法線(線のみ)(普)
②外壁(二重線で(薄

もっとみる