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【ビジネス】満足者と追求者

満足者とは…
判断の完璧さよりもスピードを重視し、最低限の基準を満たす選択肢の中から早急に選ぶことを好む人の事。

追求者とは…
物事を選ぶ前に、時間をかけて幅広い選択肢を検討すこと好む人の事。

追求者は、自分の下した判断に満足できない傾向が強い

ベースとして完璧を手に入れようとする、だからこそ自分が納得するまで色々調べあげる。粘り強く探し続け後悔のない完璧な結果を追い求めるようとする。ただし、この世の中に完璧なものはない。

その時良いと思い判断したことも、後からさらに良いものが出てきたとき、そして新たな問題が発生してしまった時など強烈に後悔をし、過去の自分が下した決断に満足できない傾向が多いとのこと。

一方で満足者は一定の基準がクリアしていれば判断をする。つまり、完璧なものはないという事を理解しているからこそそのような判断ができる。

自分で意思決定を行ってはじめて、自分の仕事も人生も全うすることができる

筆者は続けてこう述べている。
人は自分で意思決定を行う事でしか、自分も仕事や人生を全うすることはできない。他人に意思決定を任せている限り、これは自分の仕事、人生にはなりえない。常に自分自身で意思決定をし、どんなことが起こっても「あのとき、あの選択をしてよかった」思えることこそが、建設的で幸福だと言える。

自分で意思決定すること、選択をすることで責任が生まれます。責任を果たすことで満足度を得られる。自分で決めているようで他人の意見に合わせて決断をする…これは自分の意思決定ではない。僕はずっとそんな人生を歩んできた。仕事ではどうだろうか…たまには自分自身で意思決定をしているとは思ってはいるが、無意識に声が大きい人に意見に寄せて…好むような提案をもっていき選択をしている等はやっていた気がする。今もそうかもしれない。意見が異なるときに、相手の意見をしっかり聞き理解し、リスペクトを持った上で自分の意見を述べる。自分の意思を持って選択をすること…改めて足りないと感じている。仕事において何か成果を出した気がしないとずっと思っているのはここが問題なのかもしれない。周りから見るとなかなかの経歴だよねーなってたまに言われるけど、そうではない。一定決められたことをやっただけ。自分の意思で判断をし選択をしてやり遂げたことは何があっただろうか…プライベートでもそう、人からどう見られているんだろうか
人が作った像に合わせて自分も行動する。完全に他人に判断を委ねている事と同様である。

「自分は自分の意思で全てを決定し、満足した人生を歩んでいる」と胸をはって生きれるようになりたい。人生は選択の連続…何気なく流れ作業で選択をしている。自分の意思で選択をすると意識をするだけでも全然違う気がする。まずはそこを意識しよう。

すごく良書でした。改めて考えさせれました。


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