見出し画像

ブログ内容の「独りよがり」は良いがコレはダメ

※stand.fmでこの内容の音声配信を聴くことができます。

こんにちは、TOSHIです。

前回の記事と音声配信には、思いのほか反響がありました。前回の記事はこちらです。

この記事では、ブログを書くにあたって「独りよがりではダメだ」「自分の言いたいことを書いているだけではダメだ」「読者のニーズに合わせないといけない」とよく言われるけど、そうじゃないでしょう、という話をしました。

独りよがりの発信でも良いんだと。むしろ、独りよがりな発信でないと独自性も出ないし、面白くないものになってしまう、と。

情報発信も日常の会話のようなもの

私が前回の記事を書いたのは、私が書きたかったからです。そのとき、そんな気分だったし、頭に浮かんできたことだったので、書いただけです。「そこにニーズがありそうだぞ」と狙って書いたわけではありません。

実際に発信してみたら反響があった。それをもって「ニーズに合っていた」ということにはならないでしょうけど、「興味を持ってもらえた人はいた」ということはわかります。ただ、それだけです。

日常の会話と一緒ではないでしょうか。まずは言いたいことを話して、相手が興味を示してきたら話を続けて膨らませたりします。興味なさそうなら、その話はそこでお終いにします。コミュニケーションで自然にやっていることだと思います。

ブログでの発信も同じようなものかもしれません。

ということで、反響がありましたので、少し前回の記事で扱った話題を補足しようと思います。

良い「独りよがり」とダメな「独りよがり」

ブログでの発信は「独りよがりでも良い」と言いましたが、正確に言えば、「内容が独りよがりなのは良い」ということになります。

「発想が独りよがりなのはダメ」だと思うのです。例を挙げて説明してみましょう。

検索ってしますか?

これはあくまでも例としてお話します。認識が間違っているかもしれないことはあらかじめお断りしておきます。

ブログを書いている人はたいてい「検索」を意識します。SEOと呼ばれるものですね。検索結果の上位に表示されたい、Googleに気に入られたい……。キーワードを調べたりして工夫する人も多いでしょう。

ところで、あなたは検索しますか?

私の個人的なことを言えば、ほとんど検索しなくなりました。情報を得るのに、「検索」という行動をしなくなったのです。ここ半年か1年くらいでしょうか、もっと前からかもしれません。検索しないで、配信される情報をチェックしています。その他では、レコメンドやタイムライン、フィードに流れてくるものをチェックします。

これに気づいて、周囲の人にも聞いてみました。やはり以前よりも検索しなくなったという人は多いです。反対に、「検索することが増えた」という人は一人もいませんでした。

もちろん、これはあくまでも私自身と私の周囲の人の話です。データを調べたわけでも何でもないので、認識が間違っている可能性があります。

この例で私が言いたいのは、、、

「自分は検索しないけど、みんなは検索しているはずだ」

と考えていたとしたら、ヤバくないですか? ということです。これこそが究極の「独りよがり」で、これはダメでしょう。

同じ発想でいくと、こんなのもあります。

「自分はこの商品を買いたいと思わないけど、買ってくれる人はいるはずだ」

こんな考えと信念で商品を売っていたとしたら、やはりうまくいかないでしょう。発想が独りよがりです。残念ながら、アフィリエイトをやっている人にはこういう発想の人が多かった印象があります。

まとめ

ブログ記事の内容が独りよがりでも、全然良いと思いますし、むしろ独りよがりでないと面白い発信にならないと思います。

しかし、発想が独りよがりではいけません。

「独りよがりではダメ」と言っている人は、本当はこういうことを言いたいのではないか、と思えてきました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?