意味を知ってからやるのと何となくやるのとの違いとは
日中は暑い日もありますが、朝夜はだいぶ涼しくなってきました。
今年は週末と台風が重なる事が多く、なかなか秋晴れを拝める日も少なく感じます。
三本締めの意味
宴会の席や会社の発表など、イベントの最後によく行われる「三本締め」。
リズムに合わせて手を叩き、最後に力強い一回の拍手で締める。
よくある光景で、自分自身も何度も経験しました。
しかし、三本締めの「やり方」は知っていても、それが「何を意味するのか」は知りませんでした。
こちらは「一本締め」の由来です。
さらに、この「一本締め」を3回行うのが「三本締め」となります。
3回全てに感謝が込められているのです。
手締めは日本の風習
そもそも日本では、神社での参拝や願い事をする時に、手を叩くという風習があります。
儀式的な意味であったり、想いを込める時に行う事が多いと思います。
そう思うと、祝いの席での最後に参加者との一体感を生み出すのに「手締め」を行う様になったのも納得できる気がします。
祝い事の際の手締めは江戸時代からだそうですが、口承伝統の為、各地域によってやり方は違うそうです。
一般的とされている三本締めは「江戸締め」というそうです。
意味を知ってやるからこそ
意味を知ってから行う三本締めは、自分にとっても感じ方がわりました。
どんな意味があるのか、誰に対しての感謝なのかを意識、三本を行い、最後は丸く収める為の締めの一回。
どんな事であれ、流れや慣習として行うのではなく、
そこにどんな意味が込められているのかを知る事は大切な事だと思います。
自分がやっている事の意味を知る。
その先に、やる事の意義を見出せると思うのです。
皆様もぜひ、日頃やっている事に、どんな意味があるのかを
考えてみてはいかがでしょうか。
ではでは☆
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