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レコーディング日記㉔事前準備とバディシップの大切さとは

4月に、音楽イベントのオペレーターをさせて頂きました。
リピートして頂いている「MONOLITH」というイベントでしたが、
今までと違う会場での開催で、沢山の経験をさせて頂きました。

会場との関係作り

今回、初めての会場での開催という事もあり、事前に下見に行かせて頂きました。
ご挨拶をし、会場の音響設備や回線の確認、こちらの要望などをお伝えさせて頂き、細かい資料や情報更新は、グループLINEで行わせて頂くという事で下見は終了。

先方の音響担当の方が若い方で、すごく親身になって対応して頂けました。
こちらも名刺をお渡しし、会場のスペックを確認させて頂く時は、
「何があるのか」という視点でお話を伺いました。

仕事に限らずですが、「初対面の印象」は凄く大切で、その後の対応が変わる要因になると感じています。

今回も、初対面でのご挨拶をさせて頂けた事で、その後、
沢山の助力を頂く事が出来ました。

ゲストとの関係作り

またゲストの方々との関係作りも大切です。
マネージャーの方と打ち合わせをさせて頂き、当日の動きや必要機材の確認をしました。
主催の方のハンドリングが素晴らしく、終始にこやかな雰囲気で打ち合わせができました。

それもあってか、先方とのデータのやり取りや資料確認もスムーズに進める事が出来ました。

やはり役割や機械的なやり取りではなく、「一緒に良いステージを作りましょう」という共通認識を持つ事で「チーム感」が生まれると感じました。

こうした関係作りは、レコーディングの時にも大切にしていた為、何をやるにも大事なポイントになると、再認識しました。

事前準備の明確さがポイント

今回、特に大事だと感じたのは「事前準備の明確さ」でした。

具体的には、ゲストの持ち込み機材についての認識に、当初は齟齬がありました。

打ち合わせをさせて頂き、後日頂いた会場側用意の機材に、持ち込み予定の機材が記載されていました。
しかし確認を進めたところ、私の認識は「機材一式」となっていたところ、ゲスト様側は「機材の一部」と認識されていました。

これは打ち合わせの際に、明確に機材内容を伝えていなかった私にも原因があります。

その後、機材の型番なども含めて、明確にやり取りをさせて頂いた事で、
当日に「機材が不足する」という事態を回避でき、イベントも成功に終わりました。

自分の中での認識や思い込みだけで話を進めず、きちんと相手と認識を細部まで合わせる。
今回の事で、明確さの重要性を再認識する事が出来ました。

役割を超えたバディシップの大切さ

また今回、一緒に運営スタッフをさせて頂いた有志の方々とのバディシップも大切でした。
特にプロデューサーのサポートをされた方の配慮と、全体を見る視野の広さ、行動力が凄く、沢山の助力を頂きました。

イベントは沢山の役割や部署が存在します。
多くの場合は縦割りになりがちで、「それはウチではわかりません」と、
自分の担当外の事については、確認先を聞く事にも時間が必要になるケースがあります。

今回のスタッフの方々は、自分の役割はもちろん、他の部署の事もある程度把握をしていて、情報連携もされていました。
その為、確認事項が発生しても、解決するまでがスピーディで、ストレスなくやり取りをさせて頂けました。

こうした連携の良さのキーマンが、サポートの方だったと感じています。
この方とのバディシップを組めた事は、今回のイベント成功の大きな要因だっと思います。

イベントに限らず、一緒に動く方々とバディシップが組めるかという事は、
結果を作る為に、一番大事なレバレッジになるではないかと思います。

今回で言えば、会場スタッフの方、運営スタッフの方々、ゲスト様と良好な関係を作れた事です。

「一緒に良いモノをつくる」という共通目標を持つ事で、
役割を超えたバディシップを結ぶ。

今後もバディシップを組んで行ける人間でありたいと思います。

ではでは☆


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