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ワインを気軽に飲んだ自分なりの感想②

■ワインに合わせるツマミの重要性を学ぶ

本日は土曜日、何を飲もうか考え、白の気分だったのでなんとなく家にあった白ワイン タリケシャルドネを選択。

夕方冷蔵庫に冷やして、つまみを買いに西友へ。

最近コロナ自粛の為、晩酌で何をつまみに飲むかが最大の楽しみです。そのため毎回、晩酌のつまみ選択をかなり真剣に考えます。

西友へ行く前は、タリケなので魚介系で合わせようと思ってたのですが、店に行ってみたら私の大好物「ねぎ塩チキン」があまりにも美味しそうではありませんか。
しかも赤字で「夕方に作りました」シールが貼付されている。これは買いでしょ。

タリケは白(シャルドネ)だし、ネギ塩は塩だから合わなくはないな、と思い購入しました。


先週のワイン試飲の際に酔っぱらってお気に入りのワイングラスを割ってしまったので、本日はやや小ぶりのワイングラスにて試飲。

シャルドネっぽい柑橘系のフレッシュさがありつつも、樽熟成によるまろやかさを感じました。
例によって娘に香りを嗅がせたら、「りんごみたいなにおい」と言っておりました。素直な意見でいいですね。


さて、ネギ塩チキンですが、安定の味、超絶に美味しかったです。1杯目で飲んだビールにはベリーマッチな相性でした。

タリケシャルドネ2018ともペアリングしたのですが、ネギ塩チキンのうまみが強すぎることと、油がやや多めなことで、シャルドネの柑橘系のフレッシュさが生かされていないと感じました。

多分、この柑橘系のフレッシュさをもっと活かせるつまみはこれではないと感じました。やはり、イカのさしみとか、グリルした魚料理等が良かったのかと思います。

事前にわかっていたのに、欲望に負けてネギ塩チキンを買ってしまったことにとても後悔しました。

ワインを飲むさいに大事なのは、まずその日の気分で何を飲むのかワインを決める。その後、そのワインに合うつまみ、料理を何にするか決める。そして、つまみを買いに行くさいに誘惑に負けず、ワインに合うつまみをちゃんと選ぶことだと感じました。


■シャルドネについての学び

シャルドネの味わいについて参考文献「教養としてのワイン 渡辺順子」から引用

「フランスのブルゴーニュが発祥と言われるこの品種は、ブルゴーニュのシャブリやモンラッシュをはじめ、シャンパーニュ地方、アメリカのカリフォルニア州、チリなど、幅広い地域で使われる王道品種です。
同じシャルドネで作ったワインでも、産地によってその味わいは大きく異なります。ブルゴーニュやシャンパーニュ地方では、冷涼な気候で育ったシャルドネからミネラルと酸味が豊富な辛口ワインが作られますし、一方で日射量の多いカリフォルニアやチリでは、同じシャルドネでもトロピカルフルーツのような味わいを感じる、ふくよかなワインが仕上がります。」

今回は、タリケシャルドネが、フランスの新興ワイン生産地、ガスコーニュ地方のワイナリーということで、ガスコーニュがどのへんか調べてみました。
ボルドーのチョイ下の位置、ほぼボルドーですね。

ちなみに2018年のボルドーのぶどうの出来具合は、

「WINE BAZAAR」によると
http://wine-bzr.com/topic/column/11568/

2018年のボルドー地区は、時に異常とも言える天候に見舞われ、非常に困難な状況だった。そのため、ワイン生産者は息つく暇もなかったのだが、彼らの努力は報われたようで、現在のところ2018年ヴィンテージは非常に良い特徴を示しているという。ボルドーワイン委員会は、2018年ヴィンテージを「細心の注意を払って生産されたヴィンテージ」だと評し、同委員会会長のアラン・シシェル氏も「ぶどう畑の手入れに注がれたすべてのエネルギーが、この新しいヴィンテージの特徴として現れた」

ということです。ようするにまあまあ良かったということですね。

実際に飲んだシャルドネは、爽やかなレモン風味の柑橘系の香りを醸し出しておりました。本来はもっと良い出来であった可能性があるということかもしれません。

今回は、フランスでしたが、さまざまな地区のシャルドネの味を今度比較試飲して、土地の味を知っていきたいです。

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