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目標を立ててはいけない時代になった

今日の目標を決めましょう

これは小学校の時から

お決まりの習慣でありましたよね。


今年はどんな年にする、

という想いを込めて書き初めをしたり

さらには大人になってからも

今月の売り上げ目標は〜と

会社で発表していた人は

多いのかなと思います。
 

でも個人事業主、もしくは経営者ならば、

月の目標というよりかは

1年、3年、5年、10年先を見越して

動いている方も少なくないでしょう。


 
でも、今この目標を立てる、

という行為はこんな変化の多い時代には

逆効果になるのではないかな、と

とある経営コンサルタントの方の本を読んで感じました。

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結論から言うと、目標を立てるよりも

これからは起こったことに

都度対応していく柔軟性だったり、

流れを読む洞察力だったりが

今後必要なスキルになってくると思っています。


目標を立てる、と言う行為を

私たちって人生のうちに何回してきたでしょうか?


何かやりたいこと、達成したいことを掲げて、

目標を立て、計画を立て、

日々のTodoに落とし込んで

それをこなしていく・・・


それが一般的だったでしょう

会社員ではなくても、何かを成し遂げたいときに

まず、目標を立てて

それに向かって努力する

という流れは鉄板なのではないでしょうか


でも、2020年を振り返ると

目標を立ててそれに向かって努力する、

と言う力よりも

変化に対応し、行動し、適応していく能力が

必要な年だったんじゃないかなと思うんです。



経営コンサルタントの

横山信弘さんは『自分を強くする』という著書で

これからは目標設定をして山登りをする、

というよりも流れの中を泳いで

変化に対応していく川下りの力が必要だ、

と言っています。



山登りでは、目標を頂上と決めて、

自分のペースで登り、

調子の良い時はガンガン登って

疲れたら休んで、また再出発ができます。

ひたすら上だけ見ていたらいいわけです。
 


でも、今の時代はどうでしょうか。

様々な情報を共有することができ、

技術の進歩も著しく、

流れがどんどん変わる中で、


目標を固定したままでも

良いのでしょうか?

ひたすら上だけ見ていて、良いのでしょうか?

横から急な流れがこないでしょうか?


果たして自分のペースで休んだり、

ペースを早めたりできるでしょうか?


自分のペースで活動していて、

新たなツールや技術が

あっという間に主流になった時

変化に対応できるのでしょうか?

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山登り型はどうも時代に

そぐわないかなぁと思うんです。


そもそもこの山登りの、

目標達成型の人間って、

日本人は10%しかいない、

とどこかの統計で見た気がします。


つまりの残りの90%は

川下りの展開型なんですよね。


 
私の感覚ですが、目標を見めて

達成するよりも、様々な経験をして

その中で身につけた知恵を活かしながら、

自分の活動に活かして波に乗る力、

流れに乗る柔軟性を養う方が

今の時代にあっている気がします。


あ、川下りの人が努力をしない、
というわけではないですよ。


どんな急流でも乗りこなせるように、

日頃から良質な情報を見分ける感覚や

信頼がおける人脈作り、

技術を使いこなせるための柔軟性は

大事だと思います^^


一生懸命に目標を追っていたけど、

それが次の瞬間に消えた!

いきなり流されたー!

となった時のために、

どんな準備をしていないといけないのか、

どこから情報を仕入れるのか

何を身につけるべきか、

それを分かっていたいですね^^


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