火の麓
毎日この噴煙を見て暮らしています。
美瑛や上富良野で生まれ、暮らしてきた人にとっては当たり前の光景。移住者である僕にとっても、もう30年以上も見続けてきた光景です。
過去には噴火によって大きな被害を出し、今でも活発な活動を続ける火の山。噴火の周期からすれば、ここ数年が怪しいとも言われています。最近は噴煙が多くなった、という人もいますが、季節によっても違うのでその真偽のほどはわかりません。
今日は、美瑛の丘の成り立ちと十勝岳との関係性についての僕なりの考えと、今回の写真展にかける思いを少し書いてみたいと思います。
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