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#16 サラリーマン、曲構成を学ぶ

はじめに

こんにちは。マツムラと申します。
このnoteは、サラリーマンが作曲活動を始めていく備忘録・軌跡を書き綴っていきます。

今回は、AメロBメロ等のそれぞれによく使われるコード進行を見ていく編になります。

↓↓ 前回 ↓↓

前回のおさらい

前回はコード進行にメロディを載せて、ワンフレーズの曲を作ることができました!

ただ、これではまだ曲と呼ぶには貧相です。

ポップスの曲はAメロ、Bメロ、サビ、その他諸々で構成されているものがほとんどです。
これらを組み合わせて、やっと「曲」になったと言えるでしょう。

軽く調べてみると、この区分けそれぞれに向いているコード進行がどうやらあるようです。
今回はそれを紹介しながら学んでいきたいと思います。

区分けについて

まずはAメロ等の区分けについて、なんとなくは知っていますがちゃんと調べておきましょう。

・イントロ(Intro) ※かっこ内は英語表記
 → その名の通り曲の導入部。
・Aメロ(Verse)
 → サビに至るまでの過程。
・Bメロ(Bridge)
 → Aメロとサビを繋ぐ役割。
・サビ(Chorus)
 → その曲の主題。一番聴かせるところ。
・ソロ、間奏(Interlude)
 → ワンコーラス後等に曲の展開をバリエーション豊かにするため挟む部分。

Cメロとか省略しましたがざっとこんな感じですかね。

ちなみにJ-POPでよくある曲構成が↓です。

画像1

それぞれについて、よく使われるコード進行を見ていきましょう。

イントロ

イントロのコード進行のパターンは大きく分けて2種類あります。

① サビ、Aメロなどのコード進行の流用
② イントロ用のコード進行を作る

肌感9割以上の曲が①な気がします。なので具体的なコード進行の例はAメロ以降で見ていきましょう。

Aメロ

ここは結構重要なところで、メロディの導入部となるところです。
ここで「イマイチだな」と感じられてしまうと大ダメージですね。

さてコード進行についてなんですが、調べてみた感じ基本的に自由です。

あえて言うなら、あまり音程が上下し過ぎないものやトニック(キーがCならC, Em, Am)から始まるコード進行が多いかな、と言った印象ですね。(もちろん例外の名曲もあります)
導入部なのでまずは落ち着けって感じでしょうか。

具体例もいくつか↓に紹介します。

Bメロ

ここも重要で、サビに向かう感じを出さなければいけません。
Bメロで求められていることは以下です。

① Aメロからの流れを取り込む
② ↑かつ変化をもたせる
③ サビに自然と繋がる

①②ですが、Aメロの冒頭がトニックのコード進行で作り込まれることが多いため、
Bメロでは変化を持たせ「サブドミナント」のコードが使用されることが多いです。

③については、ルート音が上昇してるコード進行等を用いることによって演出することができます。

具体例も↓に紹介します。

サビ

ここは最重要ポイントです。なんか全部重要って言ってるな。

サビに求められてるのはズバリ安定感。
聴いてて気持ちがいいことが最重要ポイントです。

つまりコード進行はトニックから始めるのが大正義ということですね。

そして安定感を高めるために、ダイアトニックコードを多用するというのも重要です。
(アクセントでdimやメジャー⇄マイナーを挟んで個性を出すことも必要ですが)

具体例はもう無限にあるのであえて紹介しません!
以下とか、調べたら無限に出てきます!!

さいごに

今回は曲構成について、各区分ごとの役割とコード進行についてみていきました。
これでひとまず曲が作れる最低限の知識は身につけたってところですかね。

ということで、ようやく作曲するフェーズに入っていきたいと思います。

ここまで見ていただきありがとうございました。

参考サイト



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