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#24 サラリーマン、曲をコピーする(ワンコーラスを終えて)

はじめに

こんにちは。マツムラと申します。
このnoteは、サラリーマンが作曲活動を始めていく備忘録・軌跡を書き綴っていきます。

今回はコピー実践編⑤です。
ワンコーラスできたので、通しで聴いて色々分析していこうと思います。

それにしてもワンコーラスだけでこの労力。
カラオケ音源とか作ってる人たちは化け物なのか...

↓↓ 前回 ↓↓

まずは通しで聴いてみる

イントロからワンコーラス流してみましょう。

今までのパーツとパーツが繋がってしっかりと曲になってます。すごい。

イントロから順番に振り返っていきましょう。

イントロ

・構成楽器
 ピアノ、ベース、ドラム
・コード進行
 A#→C→Dm→Am→A#→C→Dm→F (キー:F)

シンプルな構成、コード進行、メロディ。
静か系のイントロでここまでシンプルなものは珍しいのではないでしょうか。

ピアノのメロディは、G→F→Cの繰り返しを主軸としたもの。
自分でも思いつけばいろんなフレーズを作れそうです。色々裏で試してみます。

Aメロ

・構成楽器
 ボーカル、ストリングス、ギター(後半から)、ベース、ドラム
・コード進行
 A#→C→Dm→Am→A#→C→Dm→F ×2 (キー:F)

イントロの流れを継いだままAメロに入ります。

ピアノは消え、ストリングスが入っています。
そのままピアノを鳴らし続けると少しくどい感じがしますもんね。

Aメロは16小説あるので、展開が同じにならないよう後半からギターが入ってきています。
急展開にならないようにふわぁっとした音から入ってますね。

また、Bメロ直前にギターのアルペジオが入るのですが、その最後の音がD#となっています。これはキーFの音ではありません。ここで転調するよ〜という予告みたいなものを行っているんですね〜。

Bメロ

・構成楽器
 ボーカル、ピアノ、ギター、ベース、ドラム
・コード進行
 C#→D#→Fm→Cm ×3 C#→D#→Fsus4→Fm (キー:G#)

Bメロはなんといっても転調が特徴的です。Fから3半音あがってG#になります。

そしてコード進行ですが、AメロのA#→C→Dm→Amの流れを引き継いでいます。
この進行を全て3半音あげてみましょう。そうするとC#→D#→Fm→Cm
つまりキーが変わっただけでAメロでもBメロでも同じコード進行が使われています。

また、サビに入る直前のFsus4→Fmの進行
sus4は今回初登場です。また今度まとめて紹介しましょう。
この進行は調が変わる直前などに予告として使える進行だそうです。
サビではまた転調してるのでまさに!って感じですね。

サビ

・構成楽器
 ボーカル、ピアノ、ストリングス、ギター、ベース、ドラム
・コード進行
 Dm→A#→C→FEm7-5→Dm→A#→F→C
 Dm→A#→C→FEm7-5→Dm→A#→C (キー:F)

今まで出てきた楽器がフル登場ですね。サビなので盛り上げる目的でしょう。

キーはイントロAメロと同じFに戻ってきました。
コード進行は今までに出てきていないタイプ。
ルート音が結構上下する進行で、ダイナミックな動きを表現していますね。

リズムもメロディも至ってシンプルで、聴きやすいサビです。それだけだと味気なく感じるのですが、ギターのピロピロがいい仕事をしています。

さいごに

今回はワンコーラスの振り返りでした。
なんとなくオリジナルでもこうやって作っていこうというイメージが湧いてきました。

次回は2番を作っていこうと思います。

ここまで見ていただきありがとうございました。

サポートいただけると泣いて喜びます。いただいたサポートは今後の音楽活動に当てていこうかと思っています。