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外国人との言語コミュニケーションにおいて必要な事

最近、韓国語に触れる機会が増えた。
韓国語といえば2-3年前コロナパンデミックになってからNetflixの韓国ドラマにハマりよく触れていたものだが、最近は触れるだけじゃない。新しく韓国で仕事を始めるということもあるが、英語日本語を使わずに言語コミュニケーションによる意思疎通を行うのだ。韓国は想像していた何倍も英語が通じないためまぁ仕方がない。韓国語を本格的に勉強した事がない僕にとっては難しい事にみえるが“ナチュラルラーニング”である。現地の生活に溶け込み、現地の人と同じ方向性を向いて話していると自然と学ぶのだ。

5年前はLAでのインターンで英語を、4年前は起業時に中国語を自然と“ナチュラルラーニング”で学んだものだ。別にペンを持って勉強したわけでもない。英語は義務教育時代から学校でベーシックな知識を学んだのである程度自信はあった。しかし英語は慣れるまでかなりの時間がかかった。それは何故か、ベーシックな文法の知識を持っていたからである。

逆にベーシックな文法の知識を持っていると、S+V+Oを主軸に関係代名詞を意識しながら話してしまうのだ。これをしてしまうと話の主軸を見失ってしまう。話の主軸というか主の目的は仕事であればアジェンダ、プライベートであれば楽しむ事である。それらの目的を達成するために会話、言語コミュニケーションを行うのだ。

その為S+V+Oなんて関係がない。多くの外国語を勉強している人はS+V+Oを意識して外国語を話す。それ故に話の滑りが悪い。だから仕事にならないし、面白くない。

例えば日本人が日本人に日本語を話す際に

「私はリンゴを食べる。」

こういう風に丁寧にS+V+Oを主軸に毎回話をするだろうか??答えはNoだ。これをするのは海外の人くらいだ。多くの日本人は「リンゴ食べる!」こう言うだろう。

つまり言語コミュニケーションには何が必要かというとスムーズに話す為の“テンポ”や“リズム”が必要なのである。

僕は最近仕事の打ち合わせやプライベートでも知り合いなどと韓国語を使って頻繁に言語コミュニケーションを行っているのだが、

친차/チンチャ、뭐라고/モラゴ、왜냐하면 /ウェニャハミョン、이거/イゴ、그거/クゴ、저거/チョゴ
などこういった接続詞や代名詞などだけでも覚えておくだけでかなり話が進む。まぁ難しい会話は翻訳を基本使うのだがこれを繰り返していくと自然とナチュラルラーニングで話せるようになるだろう。

接続詞や代名詞、あと日常会話で出てくる単語などだけを会話の中で少しずつ覚えるだけでそれらが話の潤滑油になりテンポリズムが勝手にうまれる。

だから僕はよく言ってるのだが普通の大学の外国語学部だったり外国語系専門学校や外国語大学などといったものは意味がないと思ってる。
外国語って別にペンを持って学ぶことでもないし、わざわざお金を払って教えてもらうものでもないと思うのだ。勝手にナチュラルラーニングをすれば良いだけである。

一番早いのは現地に行くこと!現地に1年くらい住み、アクティブに生活をしていると勝手に自然な会話ができるようになるだろう。

言語コミュニケーションの目的は教科書に載っている通りに正しい外国語を使って会話することではない。それぞれその場に応じた会話の先の目的がある。それを見失っていては言語コミュニケーションの意味がないのだ。





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