がっちりマンデーから学ぶ!真似る! 特許で固めた強い技術で、便利グッズも高シェア獲得

マクセル社の知名度はありますが、マクセルイズミは恐縮ですが知りませんでした。
生活に密着したアイディア商品をヒットさせているのであれば、もっと社名の認知度向上の取組をしても良いのでは。

がっちりマンデー 2020/07/05放送
「CM2の後で」はホントに儲かってる?
https://gacchiri.tv/n/n20a6092faa80
年間売上げ127億円! 鼻毛カッター「マクセルイズミ」が誇る‟切る技術”?

<成功のポイント/工夫>
1)特許で守る‟切る技術”があるから

毛玉取り機業界で9年連続シェアNO.1!年間販売台数はなんと48万台!
逆回転(ケアモード)でもカットできることを「特許」にして、他社が、逆回転商品を作れない「参入障壁」(※専門用語参照)を構築している。

2)‟切る技術”に特化した多分野の商品開発をしているから
B2Cだけでなく、B2Bのビジネスも展開

・個人向け鼻毛カッター:月に2千台販売の人気商品。オンエア翌月には売上げが2倍に
・企業向け工業用の電線をカットする工具

<経営成果>
・年間売上げ127億円! 鼻毛カッター「マクセルイズミ」が誇る‟切る技術”

<岩井コメント>
森永さんに「鼻毛カッター」は、人気商品ではあるが、マクセルイズミにとっては、売上1%未満の商品ですね。
(一個@1,500×月2000台×12ケ月=年商3600万円
マクセルイズミさんから見ると、「鼻毛カッター」で会社の背骨となる「がっちり」ではないですね。
されど、「切る」ことに集中して、単価が安い商品も手掛ける商魂は素晴らしいと感じました。

<専門用語解説>
参入障壁とは、ある業界に新規参入する企業が、その業界に参入する時に障壁になる要因のこと。

たとえば、法規制は大きな障壁になります。医薬品業界は、新たに医薬品製造の認可をとるだけで、長い年月と先行投資を必要としています。
★その他には、特許を取得することで、他社の参入を防ぐことができます。
ただし、一般の人は、「特許があれば安心」と考えがちですが、一部間違っています。

力の弱い特許を出願すると、その特許に抵触しない方法を考え、周辺特許で封じ込めることもできます。
特許戦争と言われる闘い方の一つです。「下町ロケット」という本やテレビ番組で描かれているように、ベンチャーの特許技術を、大企業が回避して市場を奪うことは少なくありません。
特許は、両刃の剣です。特許情報は公開されてしまうため、一つの特許では他社を防ぎきれないことも理解しておく必要があります。

お祝い中小企業診断士が解説するテレビメモ術#82 

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