「幅広オリジナル商材開発力」がコロナ禍で勝つポイントに 「1分で解る」テレビメモ術#連続137日
がっちりマンデーの番組内容が、太字部分を読むだけなら、「1分」で経営のポイントが解ります。
在庫リスクを考えると、売れ筋商品を中心に商品数を絞って店頭展示がセオリーでした。
売れ筋商品の確保力が流通業の成長のカギでした。
中でも、ホームセンター業界は、店頭での商品アイテム競争がし烈な業界です。
ただし、今や商品アイテム数競争だけでは顧客は満足しなくなり、魅力的、特長のある商品開発力が、成長性に大きく貢献する時代に変化しました。
また、コロナ禍だから、店頭には行かないが、その企業のネットで購入する時代になっています。
当事例を読むと、成長している理由が解ります。
<具体的取組/工夫>
1)ターゲットを明確にして、商品開発を行っているから
・ターゲットは「初心者狙い」
・5年間前から独自商品開発をスタートして、約2000アイテムに
・キット商品の強化:木工キットで、工具・ビス等は一切不要で簡単に作れるキットも発売
・ハケ不要の塗料:スティックのりのような先端
・初心者でも失敗しないように、あえて回転がちょっと遅いドリル
・商品開発会議には必ず、DIY経験がない女性社員に来てもらい素人目線の意見を出してもらう。
2)ターゲットに合わせて売り場演出を実施しているから(Promotion/4C)
・プロ用、初心者用に分けている
3)初心者のリピーター化で、上級者になってもらえるから
・カインズで自信をつけた顧客が、上級者になって上級者用のツールや材料をリピーターとして購入してくれる。
<経営成果>
・年商4410億円。ホームセンター業界のトップに。
原動力のDIY売上げは、この1年で150%もアップ。
<岩井コメント>
◆ホームセンターのカインズには、「カインズDIYStyle部」が設立されている点から、会社として重点的に取組んでいることが解りました。
◆2020/07/09(木)放送のカンブリア宮殿「アフターコロナの商機をつかむ!~変革の時代に立ち向かう挑戦者たちSP」でカインズ 土屋裕雅会長が事例として取り上げられています。経営改革をどのようにして行ってきたかを知りたい方は、ぜひ、テレビ東京ビデオオンデマンドをご覧ください。
https://txbiz.tv-tokyo.co.jp/column/post_20070901/
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