コロナ禍対策にピッタリ!先行投資が少ない「ゴーストレストラン」とは

【テストマーケティングに「ゴース形態」を使え】

「ゴース形態」※最下段参照 は、コロナ禍対策として使えそうです。
既存店や既存事業をやめて、新規業態形態にするには、改装投資等で多額な費用がかかります。給与や家賃や仕入れ品の支払い運転資金の借金が増加した現在に、加えて借金をして投資することは二の足を踏んでいると思います。そんな時に、「ゴースト形態」はいかがでしょう。"

がっちりマンデー 2018年12月2日放送
店が見えない・・・「ゴーストレストラン」に人が殺到の謎!
アメリカ生まれの飲食店スタイル!「ゴーストレストラン」って!?
https://www.tbs.co.jp/gacchiri/archives/2018/1202.html#b1"

<成功のポイント/工夫>
1)先行投資をほとんどしなくて良い

・場所代、改装費、スタッフ確保
2)商品は、「SNS映え」する見た目にすること

3)宣伝は、インスタグラムなどの無料媒体活用
・購入した顧客が、「SNS映え」商品の写真を撮って、シェアしてくれる。

4)調理スペースが小さい商材が向いている
・飲料用透明カッブに入ったおしゃれなカレー

<岩井コメント>
たとえば、タピオカがブームになったときに、既存店舗で販売するには、ジャンルが異なりすぎて躊躇する場合などにも活用できます。
既存店のブランドイメージは大事にして経営を安定させつつ、新たな芽を育てることができます。
「ゴースト事業」が顧客を獲得したら、正式な店舗にする流れは、リスク回避策として新しい流れです。
番組では表現されていなかった点ですが、「撤退しやすい」メリットもあります。
もしも、「ゴースト形態事業」がうまくいかない時は、投資コストが少なければ、中止撤退しやすいですね。
▶やめやすいということは、メリット
1)新規事業の壁が低くなりチャレンジしやすくなる
既存事業で一定の経営ができている時は、既存ジャンルと違ったメニューや事業を開始することに躊躇してしまうものです。
事業は開始してみないと解らない部分もあります。外部要因と言われる市況や競合他社が絶えず変化していること、内部要因と言われる自社のスキルやノウハウ量などが関係しているからです。小さくスタートし、自社にノウハウを蓄積していくことができる点は大きな効果です。
2)撤退時に本業の既存事業にダメージを与えない
既存店の新商品、新サービスとして開始していると、やめてしまうと、店のブランドを傷つけることになりますが、これを避けることもできます。

<専門用語解説>
【ゴーストレストラン】
とは、既存店の一部分を使って、別の商品を作って、ネット予約で販売。配達や店頭に取りに来てもらうという形態です。
アメリカ生まれの飲食店スタイルで、ニューヨークでも大ブームに。腕に自信のある料理人がキッチンを借りて、店舗は持たずにデリバリーなどで商売したのが始まり。

祝い中小企業診断士が解説するテレビメモ術#56 

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