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OneFukuiという活動④

2020年10月25日には青森山田高校サッカー部監督である黒田剛先生を福井にお招きして講演andトークセッションを行いました。
【講演:組織マネジメントと選手育成】
【トークセッション:スポーツを通した人材育成と地域振興】
@福井フェニックスプラザ


五十嵐裕子福井商業高校JETS監督、清水智信県議会議員
モデレーターは福井県スポーツ協会副会長でもある後藤正邦弁護士という福井を代表するメンバーで黒田監督をお迎えして行った事業。

コロナでもイベントをやれるようにしたい。

その思いから黒田監督には実際に福井にお越しいただき、会場はあえて大きい会場でソーシャルディスタンスをしっかり取っての開催。そして、事前に申し込みをしていただいた方にはオンラインで参加してもらえるようにしました。

黒田監督は高校サッカー界において、これまで数々の功績を重ねており、これまで50名近くのJリーガーを輩出し、高校選手権もここ5年で4度の決勝進出2度優勝をしています。

本当に勉強になるお話をたくさん聞くことができました。
また、モデレーターを務めていただいた後藤弁護士のトークの引き出し方が本当に素晴らしく、トークセッションの出来栄えはモデレーターを務める方の腕で大きく変わるんだと実感しました。聞き応え抜群の内容になったと感じています。

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黒田監督もJETSの五十嵐監督とも共感するところが多くあり、競技指導を通してどのような人間に育って欲しいか、どんな力を身につけて欲しいかを熱くお話しされていました。やはり人間教育の一環であるとの思いが強いんだなと感じました。

そして、やはりスポーツを通して地域振興を進めていくためには行政からの支援は必要不可欠であるということで、清水県議会議員とも多く意見交換されていました。
清水県議はWBA元世界スーパーフライ級王者でもあり世界ナンバーワンも獲ったバリバリのアスリート。その経験から現在県議として福井県のスポーツ振興に積極的に力を入れられています。

自分たちで設えた事業でしたが、自分たちが何よりいい時間を過ごせました。
自分たちが本当にやってよかったと思える事業でなければやる意味ありません。
もちろんいろんな方に参加していただきたかったし、たくさんの方に参加いただきました。

・学校関係者
・スポーツ指導者
・会社経営者
・スポーツ関係団体の方
・学生
・アスリート
・県議会議員
・市議会議員
・行政職員
その他
という様々な立場からご参加いただきました。
参加された皆さんの今後に役立つ学びにつながる機会を提供できていたらOneFukuiとして大変嬉しいです。

最後に黒田先生のお話しされていたことを少し紹介します。

選手は自主的に自分たちのルールを設けて日々生活しています。彼らの目的は選手権で優勝することであり、選手権で優勝するチームはどのようなチームでなければいけないかを自ら話し合い、決めています。そしてそれを徹底的に守っていく。例えば、夜10時以降は携帯電話を開いてラインとかそういうのをしない。夜更かしして次の日のコンディショニングが崩れていいトレーニングができなくなるのが嫌だというのももちろんあります。ですが、こんな簡単な、しかも自分たちで話し合って決めたルールすらも守れないような選手、チームに栄光はないと考えているんです。簡単なこと小さなことでも徹底して積み重ねていく。」
まさおっしゃる通り。。

「プレーにおいて”質”と”精度”というのは全く違うと指導しています。質の高いプレーをする選手は多くいますし、トレーニングでもここを求めがちですが、プレーの精度を高めるトレーニングを重要視しプレー精度の高い選手を育成できるよう考えています。プレーの精度というのは・・・」
※すごく考えさせられる話だった。かなりレベルの高い話でなかなか具体的なイメージは聞いてる方はできないかも。だけど黒田監督の中では明確に分けて指導している。もし今後講演内容の動画を公開できるようになったら是非聞いて欲しい。


次は2020年にOneFukuiとして行った最大の事業。

「OneFukuiFireworks」について書いていこうと思います。

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