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「泣かないで」と心が叫ぶ

最近、
子供たちの送迎を担当している。

登園時笑顔で送り出せた確率、30~40%。

たいていは誰かが大泣きしている。

月曜日の笑顔登園率は
更に低く、10%未満かもしれない。

それだけ
休日家族で過ごしていたことに対する
余韻がある証拠だと感じている。

さて今日は水曜日。

天気は雨。
夜中から不安定な天気で雷も凄かった。
また、いつ雨が強くなるか分からない。

「急いで~!」

保育園には残念ながら軒下がない。
そして傘を差してる暇があれば、ダッシュして玄関に行った方が逆に良い。
(私が傘差すのが面倒なだけ)


早いもので
みんな自立歩行、もちろん走ることもできる。

促して、無事玄関まで到着。

到着するとお決まりなのが、

「ママ、タッチ!」

タッチコールは
三方から同時に飛んでくるので、
必ず誰かとタイミング合わず、泣いてしまう。

本日、次男三男の双子は
数回タッチに応じると
満足したのかニコニコ。

長男は、
タッチだけじゃ足りないようで、
今度は「抱っこして!」

約体重18㎏。
気軽に抱っこすることが
少々難しくなってきたが、
応じて抱っこする。

ポンポン、と背中と頭をタッチングする。

程なくして降ろし、

次のコールが来る前に
手を振って玄関の扉を閉める。

扉を閉め、階段を降りる。

1段目を降りようとした時
つい後ろを振り返る。

「ママ! タッチして!」
と聞こえる。

一生懸命な、
その表情の熱に一瞬引き込まれそうになる。

(戻ろうか。。)
後ろ髪ひかれるというやつ。

だけど、
また戻ったら
誰かが泣く。。帰れなくなる。。

他の登園してきた親御さんの目も気になる。。

と、瞬時に思考が動く。
大人って、すぐに思考が働く。


グッとこらえて、扉越しに
バイバイ、と手を振る。

(お願い、後は泣かないで。。)
振り返らず車に乗り込む。

子供たちが泣いてる姿を
ずっと見ていられない。

どうして、
泣いてる姿を見ていられないんだろう。

それは、自分自身が

・泣くのは弱い。
・強くなきゃいけない。
・認められないといけない。

そういった
幼少期から形成された信念とやらがあるからだ、と気付く。

過去にコーチングを受けて、
自分の持っている信念に気付けても
幼少期に根付いたものは深いな、と痛感する。


信念を「抱えたまま」か「手放す」か。

それは自分で決めることができる。

でも、私は、「手放す」というよりも
抱えながら生きていくんだと思う。

抱えていくことに、
不思議と怖さがない自分がいる。

こうやって書いておいて
もしかしたら、手放しているかもしれないし。

どうであってもOKだよね、
と思えるようになった。

自分に許可をくだせるようになった。

気付かせてくれてありがとう、
君達(=我が子全員呼ぶときの愛称)。





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