初夏の北海道でのガーディニングー植物のパワーにふれながら💚💚💚
北海道の6月は梅雨がないので、春から夏へ移るさわやかで快適な季節を送ることができます。また色々なお花が咲き、緑の美しいシーズンです。
我が家の庭にも野菜や草花が成長中、ガーディニングを楽しんでいます。
その中でも、エッセンシャルオイルで有名なハーブ類は私の興味の対象です。庭には下記の写真(上から)のように、レモンバーム、セージ、オレガノ、レモンバジル、バジル、ミント、カモミール等があります。バジル以外は多年草で、北海道の冬を耐え雪が溶けると芽を出し、すくすくと成長しています。その生命力には驚かされています。これらをお茶や料理に使ったりする他、野菜などの生育を助けるコンパニオンプランツとしての利用法もあり興味深い植物です。
このように、人間にとって食料としてはもちろん、色々な薬効を持つ成分を作り出す植物について、単純に喜んでいた私ですが、次の本を読んでその認識を変えました。
「植物はなぜ薬を作るのか」斎藤和希
ーそれは「動かない」という選択をした植物の「生き残り」戦略だったー
植物は私たち人間に優しくするために、私たちの体に良いものを作っているわけでは決してないのです。植物は、厳しい進化の歴史の中で、極めて巧みに設計された精密化学工場によって、多様な化学成分を作ると言う機能を発達させて、進化の歴史の厳正な審判に耐えてきたのです。それを、私たち人間は少しだけお借りして使わせてもらっているに過ぎません。
ああ!確かに植物は細菌、ウイルス、害虫、更には動物から身を守るために、厳しい環境に耐え抜き、繁栄するために様々な化学物質を作っているんですね。この本を読んで、植物に対して謙虚な気持ちで接したいと思う様になりました。
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