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鎌倉「極楽寺の百日紅」 【四季折々の花、草木】〈名所編 その10〉

人は年齢を重ねるにつれて自然の奥深さに気づき、「花鳥風月」の順に興味を持つようになるのだとか。

いつからか、仕事の取材先や趣味の登山の目的地へ向かう途中に「○○の○○」と呼ばれる花や草木にまつわる名所を見つけると、立ち寄るようになった。

これまでSNSに投稿した全国各地の名所(画像)を、その時季に合わせて紹介していく。

四季折々の花、草木〈名所編〉

その10「極楽寺の百日紅」

Twitterに流れてきたので、取材帰りに足を延ばしてみた。

鎌倉「極楽寺の百日紅」。

とても立派でありました。

ちなみに、杉浦日向子先生の漫画『百日紅』の由来は「わさわさと散り、もりもりと咲く〝百日紅〟のしたたかさと、江戸の浮世絵師・葛飾北斎の生き方がだぶったから」らしい。

(2022年8月13日のFacebookより)

【撮影日】
令和4年(2022)8月11日

【所在地】
神奈川県鎌倉市極楽寺3-6-7

【メモ/雑学】
・開山は、鎌倉時代後期に民衆から“医王如来”“生身如来”と呼ばれた忍性(にんしょう)。
・開基は、鎌倉幕府二代執権・北条義時の三男重時で、正元元年(1259)に建立された。
・戦火や地震などにより、現在は山門と本堂を残すのみだが、全盛期には金堂、講堂、十三重塔などの伽藍のほかに49の塔頭を備えた大寺院だった。

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