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男の乳首の存在意義について

大学2年の頃、解剖学?かなにかのレポートで書いたものです。ぜんぜん出席してなかったのにこのレポートのおかげで、なぜかSをもらいました。シェアします。気楽に読んでください。

人間の胸部は男性と女性で形が大きく違う。その意味はどこにあるのだろうか。単純に考えると女性は赤ん坊に授乳をしなければならない。赤ん坊に授乳ができ、なおかつ赤ん坊からしても授乳しやすい形のベストが女性の胸の膨らみなのだと考えられる。人間以外の他の動物も同じような乳房が見られる。よって人間も他の哺乳動物と同じように胸の形がつくられているのだと思う。そのように女性の胸部のフォルムを定義づけていくと、疑問に思うところがある。男性の乳首の存在である。どう考えても男性の乳首に意味を感じないのである。ちゃんと調べてはいはないので曖昧だが、男性が赤ん坊に授乳するといった例は見たことが無いので乳はでないようになっているのであろう。そのため胸の膨らみがないのは納得できるが、なぜ乳首はあるのであろう。そこが深く疑問に思うところである。

[男性の乳首の存在意義について]

調べた結果はっきりとした答えがでてこなかったので、集めた情報を考察してまとめました。

 1.人体の表裏を区別するための標識としての機能

胸がないとなると顔の向きおよび生殖器のむきで判断することになるが、生まれたときもしこの部分に異常があった場合、それを判断できる基準が胸の乳首であると考える人が多いようだ。たしかにそう考えてみれば絵を描く際に、体のむきを表現するために胸のフォルムというのははずせない重要なものだと思う。人間が体の向きを認識しているのは顔、首、胸の上半身の第一印象が強いように思えるのだ。

 2.元々が女性なるが故に、今なお残存する「男の内なる女」の本能を呼び覚ますための純粋感興機関としての機能

これは「元々ほ乳類はみな女性であった」と仮説して考えられた例である。故に男性は女性的本能をもってい る。その形がのこり胸部の乳首も残ったという仮説である。

3.女性のことを理解する情報収集目的のセンサー機能

これはもう本能的なものになってくる。異性を理解することが異性とつきあう上で大事なところであるが、乳首はその役目をになっているのではないかという考えだ。たしかに男性と女性の体のフォルムの共通点は少ないが、乳首は男性も女性ももつ機能である。これは人間的にとても大事な意味を持つ気がして ならない。共通点というのは精神的にも外見でも理解しあううえで大事なポイントであると思うからだ。

4.性の転換ニーズにも対応したスペア機能

表向きの性と内面の性に違いが生じた場合、つまり中身が女性だった場合。下の転換はかなり難しいのだが、胸ぐらい安易に転換できるようにしとこうといった、念のためつけておいた乳首。

5.性的場面においての利用

やはり性的な面での存在意義について多く語っている人がいた。性的場面、いわゆるセックスにおいての行為の中で様々な場面に対応できるため乳首が存在しているのだと考える人が多い。

まとめ

今回調べた内容によると、男性の胸部においての乳首の存在意義は、かなり曖昧なものであると発覚した。言ってしまえば意味をなしていないとなるのだが、人間の部位にはその他にも多くの不思議な部位が存在するのではないかと思った。フォルムではなく人体の中の構造においてもまだまだ解明されていない謎が多くあるのだろう....。もしも男の乳首に絶対的な意味付けが欲しい人がいれば、セックスで試行錯誤してみるのが一番の近道だと著者は考える。

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