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飛行機&大空編 エッセイ

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「ゼロファイター大空を翔る」を著した、パイロット作家のエッセイです。
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2024年3月の記事一覧

熱気球(ホットバルーン)で上空へ

ホットバルーンとは熱気球のことである。 アメリカで、飛行機の免許の陸上単発 → 陸上多発 …

茶木寿夫
3か月前
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水上機への挑戦 その4 たったの2日で合格

2日目の朝は、起きると同時にテキストを開き、水上機操作の手順を確認してから、スクールの事…

茶木寿夫
3か月前
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水上機への挑戦 その3 片フロートで離水せよ  

当初、私は陸上機の車輪の代わりに着いているフロート(浮舟)を,なめらかに滑らせて離水する…

茶木寿夫
3か月前
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水上機への挑戦 その2 さびれた町に恐怖感  

ロスアンジェルスから約3時間程かかったであろうか、私は田舎の小さな湖のあるエアーハーバー…

茶木寿夫
3か月前
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水上機への挑戦  その1 ”日本語で知識習得、英語で体得” 

■水上飛行機取得へのキッカケ 私は、1982年にグライダーの免許を手にした。それで気をよくし…

茶木寿夫
3か月前
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グライダーで飛翔 その4  日本の免許取得に国交省へ

当時は、アメリカの飛行免許があれば、日本の飛行免許も発行して貰えた。だが、それには国交省…

茶木寿夫
3か月前
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グライダーで飛翔 その3 高い壁に感じた口頭試問

グライダーで30分以上滑空した証明の「Bバッジ」も貰った。それもあってか、フライトすることには不安はなかった。 だが、何故か口頭試問が高い壁のように感じた。 以前の飛行機の免許取得時、英語で口頭試問を受けたことがあるので、一応経験はある。飛行機の陸上単発のときも、陸上多発のときも、口頭試問は難なくパスした。 だが、まだグライダーに関する知識が浅いから、英語で難しいことを訊かれると、返答出来ないのではないか・・・という不安から、高い壁に感じたのであろう。 1週間のトレーニ

グライダーで飛翔 その2 スカイスポーツを実感

グライダーのことを滑空機という。つまり自分では動力を持たず、空中を滑空するだけだ。では空…

茶木寿夫
3か月前
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グライダーで飛翔 その1 私が鳥になったとき

グライダーで大空を飛翔するとき、そこは無音の世界。静かだ。 あるのはせいぜい風切り音くら…

茶木寿夫
3か月前
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自慢の父に、「烏の反哺《からすのはんぽ》」いまだ及ばず

父は昭和5年(1930年)に自動車の運転免許を取った。それはトヨタ自動車が出来る3年前だった。…

茶木寿夫
3か月前
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