水上機への挑戦 その3 片フロートで離水せよ
当初、私は陸上機の車輪の代わりに着いているフロート(浮舟)を,なめらかに滑らせて離水するものだと思っていた。
だが、実際にはそれだと水の抵抗が大きすぎる。
そこで、水上機の場合、“片フロートで離水せよ”となる。
少しスピードがついて来た時、機体を少し傾けた状態にして片側のフロートを水から浮かし、そのままの状態で直進させる。
すると水の抵抗が半分になるから、スピードも増す。
離水出来る速度に達したら、そのまま操縦桿を少し引き、機首を上げる。
それで離水して空中へとなる。
空