Amazonオーディブルのおすすめ本「ドキュメント日記」シリーズ
Amazonオーディブルで「耳読書」を始めてというもの、さまざまなジャンルの本を読んでいます。その中で最近ハマっている「ドキュメント日記」シリーズを紹介します。
それぞれの業界特有の日常や裏話など、著者の目を通して赤裸々につづられています。さまざまな「職業人生のストーリー」に引き込まれてしまいました。
まだシリーズ全作品を読み切っていないですが、現時点で印象的だったものを厳選して紹介します。
住宅営業マンぺこぺこ日記
著者:屋敷 安蔵
私も以前は小売業の販売の仕事をしていました。営業の仕事は当然会社の収益にかかわる「売上」を上げる重要な仕事です。
当然その会社の損益を考えた予算というものが、営業現場の従業員のノルマとなってのしかかってくるのです。
会社という組織においては、役職によってその人物の性格や習慣までもが影響を及ぼす場合もあるようです。
この著者が「住宅営業マン」として経験されていることが、私の「過去の経験」がよみがえり刺さりました。
バスドライバーのろのろ日記
著者:須畑 寅夫
私が生活している福岡のバスと言えば「西鉄バス」です。大手私鉄の西日本鉄道が運行しており、「バスの保有台数(約2800台)」は断トツ日本一で有名です。
通勤時間帯など「路線バス」が複数台連なっている光景も珍しくありません。
以前は私も「バス通勤」をしていたのでバス内の雰囲気が手に取るようにわかりました。
今は車通勤している身なので、ドライバーとしての目線から運行にかなりの神経を使っているのが伝わってきました。
著者のバス運転手としての業務を垣間見てからは、バスを追従している時に車窓から思わす「お疲れ様です」と心の中でつぶやいています。
コールセンターもしもし日記
著者:吉川 徹
コールセンターと言えば、以前お世話になった「職業訓練校」の講師で「元Yahooのコールセンター」に勤めていた方の話を思い出しました。
一人の顧客と丸1日の勤務時間、電話応対したことがあるとのこと。互いに直接顔を合わせるわけではないので、時によっては感情をあらわにクレームを入れる顧客がいるとのことも聞いていました。
私も先述した営業職をしていた時、顧客からの電話を受けるときは緊張していたものです。相手の表情が見えない分「何を言われるのか」わからないからです。
本書の著者は「ドコモ」を始めとしてさまざまなコールセンターを経験されており、著者の生きざまに共感しました。
ディズニーキャストざわざわ日記
著者:笠原 一郎
ディズニーランドと言えばずいぶん昔に家族4人で行ったことがあります。それは「夢の国」と言っても過言ではない場所でした。
しかし本書では、その「夢の国」の裏側で働くキャストのリアルな風景が感じられました。
東京ディズニーリゾートを開発・運営するオリエンタルランド(OLC)が運営するテーマパーク「東京ディズニーランド」でキャストとして働く著者から見た「ありのまま」を語られています。
タクシードライバーぐるぐる日記
著者:内田 正治
シニア世代が転職を迫られる局面で職探しをしていると、候補にあがってくる職種に「タクシードライバー」があります。
会社に属するのか個人事業主として働くかによって、働き方や収入は変わってくると思います。
本書を読み「タクシードライバー」というのはサービス業の極みのようなところを感じました。
タクシードライバーとは、車という狭い空間の中で初めて会う人とコミュニケーションが取れる。そして「人を運ぶこと」を繰り返し行っていく仕事です。
それは「尋常じゃないストレス」がかかる仕事だと感じました。また、本書を読んでみると「タクシードライバー」には向き不向きがあるようにも思いました。
著者がタクシードライバーとしての顧客との接客応対は、興味深く引き込まれてしまいました。
まとめ
この「日記シリーズ」では、擬似体験をしているかのようなストーリーに、引き込まれてしまいました。
Amazonオーディブル聴いていると途中で「注(チュウ)」という注釈が各所で入ります。最初は違和感があったのですが、聴いているうちに慣れてくるものです。
聞き終わるころには「注釈」があることで理解度が深まりました。今回紹介した「ドキュメント日記」シリーズには「注釈」がすべて入っています。
いずれもKindle版、Audible版、単行本と出ているのでお好みの読書スタイルでどうぞ😊
Amazonオーディブルでは、「聴き放題」月額1,500円で「耳読書」ができます。
Amazonオーディブルの公式サイトはこちらか
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?