わくせいPROJECT(土佐市 地域おこし協力隊 阿部航太/児玉美香)

2022年4月に〈地域おこし協力隊〉として高知県土佐市に移住した阿部航太(K)、児玉(…

わくせいPROJECT(土佐市 地域おこし協力隊 阿部航太/児玉美香)

2022年4月に〈地域おこし協力隊〉として高知県土佐市に移住した阿部航太(K)、児玉(阿部)美香(M)による活動レポートです。外国からの技能実習生と地域住民とが交流できるスペースの立ち上げをめざす「わくせいPROJECT in 土佐市」を進めています。

最近の記事

第77週:湯田さん、勝又さん/実績報告/来年度の企画

2024年3月24日(日) ・帰路につく前に、小林さんと学生たちを連れて高知市の日曜市へ。生憎の雨だったけれど、露店が並ぶ姿は建築を学ぶ学生たちにとってはとても興味深い景色として映っているようだった。滞在時間1時間くらいで小林さんは空港へ。学生たちを牧野植物園へ送り届けて今回は終了。 ・土佐市に戻り、高岡商店街で開催されているさくら祭りへ立ち寄る。こちらも生憎の雨だけど多くの人が集まり盛り上がっていた。 2024年3月26日(火) ・大月町で地域おこし協力隊をしている

    • 第76週:最終回/拠点改修ワークショップ/模型

      2024年3月18日(月) ・明日からの拠点改修ワークショップと、学生たちの滞在へむけた準備。今回は合計で7名が滞在予定なので、人数分の布団や生活必需品をそろえる。合宿の雰囲気が出てきた。(K) 2024年3月19日(火) ・学芸デザインミーティング(GDM)R5年度の最終回。今回のテーマは「企画のたてかた」。これから3年後に実施するイベント(展覧会/フェス/ブランド立ち上げ/作品制作/旅 など)の企画をつくり、プレゼンテーションをする。これまでにGDMで学んできた技術

      • 第75週:型抜き/連載/フットサル

        2024年3月10日(日) 土佐市の日曜市へ。出店していた「駄菓子屋 たばZ」で、人生初めての型抜きに挑戦。少しずつ削っていったけど、すぐに割れてしまった。これができる人は本当にいるのだろうか?と思うぐらい難しい。それから子ども用の絵本を古本屋で物色。ずっと気になっていた「これ め」を購入。春らしく、気持ちのいい日。(M) 2024年3月12日(火) ・ごはんの会vol.2の日程を決めて、告知ビジュアルをつくる。次は、拠点整備ワークショップと同日開催。 ・4月から隔月

        • 第74週:シンポジウム/鍋とお盆/橋人

          2024年3月3日(日) ・シンポジウム当日。6月ごろから始まった「多文化共生のまちづくり促進事業」1年目の集大成となる。午前から入り、同じ課の職員さんたちと会場を設営する。 ・12:00、国際お弁当フェアにてバインミー(レモングラスチキンと海老アボカド)とインドネシア弁当(ナシゴレン、カレー、アヤムゴレン)、インドネシアの甘いお茶の販売開始。ちゃんと売れるかなと心配したけれど、完売(よかった)! ・13:15に開演。最終的に70弱の来場者に集まってもらえた。目標より少

          第73週:リハーサル/市長プレ/高知新聞

          2024年2月25日(日) ・とさし日本語サロンの総会に参加。2023年度の下半期の活動を振り返りながら、24年度の計画を立てる。下半期は定期的に参加する学習者が何人かいたため、安定した活動になった。ただ、それも遠方からの学習者をボランティアが送迎することで成り立っている側面があり、持続可能な方法となっていないため、中心部以外の場所での学習機会の創出が議論の中心となった。答えは出ないが、いくつかの施策を来年度に試すことが決まった。(K) 2024年2月26日(月) ・つ

          第72週:東ティモールの大使/香川モスク/ごはんの会 vol.1

          2024年2月19日(月) ・協力隊の活動共有会の日。来週の市長への報告会に向けて、それぞれの活動をまとめたスライドを確認していく。20分ほどのプレゼンに対して、スライドを作りすぎてしまったかもしれない。市長や副市長と意見交換できる機会なので、きちんと伝えられるようにしよう。(M) 2024年2月20日(火) ・2月24日に予定している「ごはんの会」に向けて準備。借りたばかりの拠点には、鍋も食器もなにもないので、必要なものを買ったり、家で使っていない鍋とかを運んだり。今

          第72週:東ティモールの大使/香川モスク/ごはんの会 vol.1

          第71週:谷川記者/お出かけ/現代地方譚

          2024年2月13日(火) ・3月15日の高知リハ大でのフットサル練習開催に向けて、土佐市国際交流推進実行委員会のミーティングを行う。どのように参加者を集めていくかが主なトピック。実行委員会名義のHPやSNSのアカウントはまだないので、まずはチラシを作って知り合いに声をかけていくというアナログな方法を駆使していくことになった。(M) 2024年2月14日(水) ・今日は土佐ふれあい協同組合にて、市役所の防災対策課の職員による防災授業の日。去年開催したアンケート調査の共有

          第70週:経営塾最終日/グローバル高知家/小林記者

          2024年2月4日(日) ・去年の10月から受講していた経営塾の最終日。全12回の講座では、会計の基本的な知識、グループワークで行ったとあるカフェを題材としたリビルドプランやマーケティングプランの作成・発表、リーダー行動についてなどを学んだ。どうにか終えられたけれど、もう少しできたんじゃないかという思いもある。しかし一番の収穫は、今回の受講を通して「わくせい」の事業規模を考える機会になり、そこで何をするか、何をどのくらいの値段で売るのか、お客は本当にくるのかなど、具体的にシ

          第70週:経営塾最終日/グローバル高知家/小林記者

          第69週:600席/賃貸開始/避難訓練

          2024年1月29日(月) ・高知のローカルメディア「ほっとこうち」のウェブサイトに3/3シンポジウムの情報掲載を申請してみる。食、音楽、スポーツなどの話題が多いサイトのなかで、このような多文化共生関係のイベントはどのように映るのだろう。「まじめで退屈」とみなされないようにデザインやタイトルに気を遣ったつもりなので、それがどこまで効果を発揮するか。(K) 2024年1月30日(火) ・拠点の設計を相談している建築家の小林恵吾さんとオンラインで打ち合わせ。年末に一度現場を

          第68週:地域社会/賃貸契約書/シンポジウムへ向けて

          2024年1月22日(月) ・経営塾も残すところあと2回。今日は「地域社会の中での経営」がテーマ。レジのお金が足りない、なくなった場合、そしてそれが継続して起こった場合、経営者としてどのような対応をするか。ただのミスなのか、人為的なものなのか。その対応によっては当事者だけでなく、地域全体を巻き込んでしまうこともある。そんな全くハッピーではないテーマのもと、自分の考えや対応をまとめ、発表する。他のメンバーの対応は、自分と真逆のものもあり、こんなにも考え方が違うのか!と驚いてし

          第68週:地域社会/賃貸契約書/シンポジウムへ向けて

          第67週:チラシ/アラスカ/カレンダー

          2024年1月15日(月) ・3月3日の公開シンポジウムのチラシが届く。鮮やかな黄色と目のアイコンが目立って良い感じ。もう後に退けないな、という緊張感も。。これを配って、広報もがんばらなくちゃと気持ちを引き締める。(M) 2024年1月16日(火) ・今年初めての学芸デザインミーティング(GDM)。2月初旬の文化祭へ向けて、GDMメンバーが年末年始に制作していたチラシとポスターが刷り上がってきた。とてもよい感じ。あとはプログラムとスタンプラリーの特典としてのステッカーの

          第66週:初詣/学生自治会/漁業の実習生

          2024年1月1日(月) ・インドネシアから来ている実習生Lが着物を着たいというので、実家から借りてきた母のお古の着物(柄が梅と紅葉で、だいぶ年季がはいっている)を着て、初詣に行くことになった。帯の締め方がわからず、Youtubeで勉強しながらも苦戦。どうにか形にして近くの神社へ。イスラム教徒の彼女は、神社へのお参りはしなかったけれど、日本のお正月や屋台に興味津々な様子だった。(M) 2024年1月4日(木) ・一緒に初詣にいった実習生のLから「髪を切りたいのですが、ど

          第65週:リリース/自由回答/大掃除

          2023年12月25日(月) ・長い間書きそびれてたまっていた日報を書く。業務が立て込んでいたり、イベントが続くとどうしても後回しになってしまう。色々あったな、と思い出しながら埋めていく。(K) 2023年12月26日(火) ・来年の3月3日に開催するシンポジウムの情報をリリースする。今年度すすめてきた「多文化共生のまちづくり促進事業」の集大成となるイベント。はやくも何件か申し込みが来ていて、気合が入る。(K) 2023年12月27日(水) ・実習生たちへのアンケー

          土佐市国際交流推進実行委員会が発足しました!

          2023年12月、「土佐市国際交流推進実行委員会」が立ち上がりました。 この団体は、昨年開催された「土佐市商店街等振興計画」という地域づくりのワークショップをとおして、市内の技能実習生の雇い主、高知リハビリテーション専門職大学、地域おこし協力隊の阿部航太・阿部美香が共同で発足しました。 どんなことをする団体? 上記の規約にあるとおり、土佐市を中心に、地域に暮らす外国人住民と日本人との交流する機会をつくりだし、最終的には “地域の祭りでのアジア料理店の定期的な出店” を目指

          第64週:高知市の日曜市/広報先のリスト/年末年始の予定

          2023年12月17日(日) ・東ティモール産コーヒー豆を販売するため、高知市の日曜市へ。どのくらい売れるのか全くわからなかったが、準備をしている途中でも買っていく人が何人かいた。試飲用のコーヒーを淹れ、渡していくと立ち止まってくれる人もそれなりにいる。10時ごろ、東ティモールの実習生や高知アグリファーム協同組合の西森さんたちが駆けつけてくれて、一緒に販売した。お客さんの中にはインドネシアの人もいて、実習生とインドネシア語で話して盛り上がっていた。完売には程遠かったけれど、

          第64週:高知市の日曜市/広報先のリスト/年末年始の予定

          第63週:売上の追い風/共有会の資料/牛肉のフォーとバインセオ

          2023年12月11日(月) ・高知アグリファームへ、日曜市で売るための東ティモールのコーヒーを受け取りに伺う。豆、粉、ドリップ、ラテと4種の商品を預かる。ちょうど日曜からとても寒くなるという。その寒さは売り上げの追い風になるか……!?。(K) 2023年12月12日(火) ・「わくせい」となる予定の物件について契約関連の打ち合わせ。今回は不動産業者をはさまずに、個人間の契約となるので、間に行政書士さんにはいってもらって契約書をつくることに。「わくせい」誕生がかなり現実

          第63週:売上の追い風/共有会の資料/牛肉のフォーとバインセオ