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入院記 8日目

今日
色々あって担当の看護師さんと連絡先を交換した
なんか色々はなんか色々なので割愛させていただく

別に異性間特有のピンクなそれでもなかったのに
ドギマギというかギクシャクしてしまうのは
自分の中に"ちょっとした女性への恐怖心"が
あるんだろうなという当は最近つけられてる

ずっと脳みその中で嫌われないか〜って
逆算しながら喋ってる感じ

僕の脳みそはそんなに作りが良くないので
これを考えてる時はほとんど会話ができてない

世の中には僕みたいに
女の子が実は怖いって男がたくさんいる気がする

イキって女の子を雑に扱ってる風のアイツも
俺はモテるんだ〜と
言いふらすように女の子を抱きまくってるあの人も
恋愛に興味ないと言ってる
その人たちの中のいく人かにも

その全員、僕の兄弟みたいに思ってる

そうは言っても、僕は女の子がとても好きだ
そこら辺の男より好きだろと自負できるくらいには

でもその好きと同じくらい女の子が苦手だとも思う

女の子に好かれたくてしょうがない

どれだけの女の子に好かれてるかどうかが
男のバロメーター

そういう風に生きてきたし
そういう風に刷り込まれる土地柄と親柄だった
気もする

そして、
僕は男という生物で女を求めるように作られてる

だからこそ女の子に嫌われた時のショックが
人一倍大きくて怖い
自分が自分でいていい理由まで
失ってしまう気がするから

女の子が苦手なのは、そういうわけだ

女性に受け入れられるかどうかが
人生の全てに思える時期が長かった

いつも女性に人生の採点をされてる気がしてた

自分のことを多少は好きになってきたけど
今だって全然メンヘラでモラハラ気質
モテるかと聞かれると胸張って言えるほどでもない

でも女の子に好かれた嫌われたという
悩みにぶつかって
こんな自分じゃ好かれない、じゃあどうすれば?
と考えながら
心を磨きあげていく過程は
人生に必要だったな、とはっきり言える

昨今は、女女女っていう話は
若者に煙たがられガチな気もするけど

死んだ顔でどうせ僕なんて〜って生きてる人にこそ
わかりやすくモテたいって言ってもらって
生きてもらいたい、そのほうが絶対楽だし

思春期という大切な時期は
今からでも取り戻せるから
男こそしっかり恋愛に向き合った方がいい

その大事に抱えてる生きにくさも
女の子にモテようとする過程で
必要じゃなくなるかもしれない

昔、それじゃダメだよって
真っ直ぐ言ってくれた恩師にもらった言葉

「自分が好かれたとか嫌われたとか
 どうでもいいから
 相手を楽しませることだけを考えて」

この言葉は今でも心の根っこに置いてある

みんなが憧れるハードボイルドで男らしい
誰かになろうとするのは諦めて

誰も憧れない女々しいけど自分らしい
俺になれるように少しずつ頑張ろうと思った

では


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