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2022年(苦労の年)を振り返る

2020年2021年と振り返ってしまったので, なんか続けた方が良さそうな気がしてしまい残してみる.
あんまりモチベは上がらないが, 振り返りがないよりはあった方が良いだろう…

2020年, 2021年は転職という大きなイベントがあったが, 今年は1月から12月まで同じ会社だった.
なので, 基本的にはプロジェクトの振り返りと学びなどを残していこうかなと思う.

【1~4月】マイクロサービス間で分かれて管理されていた設定データの統合

お客様の要望により, Aサービスの設定情報とBサービスの設定情報を同じに扱いたいという要望があり, まずは統一させるプロジェクトに参画していた.

年始から自分にとっては以下の点が新しい挑戦で, かなり苦労した.

  • マイクロサービスAとマイクロサービスBのDBが違う設定情報をどのように統一していくかの設計

  • 元々チーム開発の経験が少ない上での, 今の会社で初めてのチーム開発

  • 自分の苦手なリーダーシップの発揮を求められる立ち位置

結果, チーム外からの期待通りの進捗が出せない日々が続いた…

振り返ってみて, 学びは

  • マイクロサービスをオンタイムで同期させる知見

  • 整理したり物事を決めてから渡すことより, 丸投げの方が喜ばれることもある

  • 安全に倒して複雑な設計にすることで, チーム間の認識合わせのコストが爆増すること

  • 外的圧力に負けないで, 改善することの大切さ

  • 同じチームメンバーと壁を作ってしまうことによる, 自分のチーム開発能力の低さ

など, 多くの学びを得ることができたチームだった.

【4~6月】新しい領域での関連ファイルをアップロード機能

4月からは2回目のチーム移動により, プロダクト内の新領域を担当することになった.
まずはドメイン知識を習得しながらの個人開発.
期限に関して外的圧力も少なく, 自分勝手に情報を集めてガンガン開発していくような案件だったので, 自分の能力を十分に発揮することができた.

成果に対する評価も物凄く高かったので, やはり一人で勝手にガンガン進めるのが自分には向いているんだなと実感した.

【6月】新しい機能を単体で動作させる

チーム移動になった新領域は, 本体のオプション機能として販売をしていたが, 単体でも販売したいということになり, 単体で動作するような仕組みづくりを担当.

実装自体は簡単だったが, 2人で開発するということもあり, またもや自分の悪いところが出てしまった.
開発の領域を分けていたため, 自分のところだけガンガン進めて, 片方の領域はまるっきりお任せした結果, またもチーム外から求められる成果は出せなかった.

【7~11月】CSVの内容からPDFを作成

今担当しているプロダクトでは, PDFを作成する機能は初だったので, 技術的挑戦で作成する部分を担当した.
技術選定も順調にいき, PDF作成する機能の思ったより簡単に乗り越えることができた.

しかし, さすが僕.
チーム全体としては期待されるような成果を出すことができずに, 開発が大きく遅れてしまった.

前チームや一個前のPJを経て, チームメンバーと壁を作らず, 自分のタスクを消化しつつ他メンバーのタスクもかなり消化していた…
それでもうまくいかなかった.

プロジェクトの終盤で上司やもう一つ上の上司にも相談した.
結論は, メンバーとの壁は作らないようにしていたが, 役割の壁は作ってしまっていた.
プロジェクト管理をするロールの人と考え方が合わなくても, 自分が期待するような成果が出ていなくても, FBすることはしなかった.
上司に相談するのみで, メンバーの意識改革は自分の役割ではないと考えていた.

PJの終盤は, 他メンバーの成果が微妙であればFBをし, PJの方向性が違うのであればFBをし, 優先度の意識が違うのであればFBをするようにして, ある程度うまくいったように感じる.
正直, 一番辛いプロジェクトだった.

【12月】新たな領域の立ち上げと新チームに移動

12月からは3度目のチーム移動になった.
3チーム目は領域は立ち上がった状態での移動だが, 今回の4チーム目は初の領域の立ち上げ.
また, 新しくPdMの補佐のような立場に立候補もした.
マイクロサービスも新規で立ち上げ, GCPのサービスや新しい言語にFWを使ったりなど, 新しい挑戦だらけである.

まとめ

今年も環境の変化が激しく, チーム開発に苦労する1年だった.

去年の7月に転職した時は17番目くらいのエンジニアだったが, 年末には50人を超え, 4つのチームを移動したので, 転職した時と変わらないくらい環境の変化が激しかった.

2月からはセキュリティ部門にも兼務で所属し, 今の組織でも稀な, いろんな領域を触ったことがある浅く広い人間になってしまった.

開発経験も今までは一人でガンガン開発するか, マネージメントの権限を与えられて管理のみをするしかやってこなかったので, メンバーとしてチーム開発に関わるのは本当に苦手だということがまざまざと感じ, 反省の1年でもあった.

2023年の個人目標

年末に マーク・ザッカーバーグの生声 という本を読んでいたら, 1年の個人目標を毎年立てていることを知り, 自分もやってみようかなと思った.

2023年の個人目標は「毎日コードを書く」にしようと思う.
新しいチームでは, 今の組織で使ってなかった新しい技術をたくさん使ったり, セキュリティ部門でリリースサイクルに脆弱性診断を入れるなど, 技術的に新しいことを求められそうな1年なので, 個人開発で色々試して本業に反映できるようにする.
また, PdMの補佐的な動きをするため, 意識的にコードを書くようにしないと, コードを書く機会も減りそうなので.


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高木徹@TTrpbm
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