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身銭は切ったので疎開しに、街中散歩。~2022年秋の街中点描その1。

ひとまず一区切りは付いたので、そろそろ疎開する
準備を整えてもいいかもと。

まあ出掛けるきっかけは久しぶりに忽那醤油が
東急に出店するからとDMが来てたことから、一先ず
東急百貨店(札幌店が残ったのはこまかいイベントを
打って将棋ファンの心をつかむなどの固定層を築きつつ
じょうてつ(定山渓鉄道)時代の勢いを保ちながら、
他の百貨店が相次いで崩れていく中でしぶとく生き残り、
最終的には大通地区で新たな街作りのシンボルでも
あった市電通りの東急ハンズも取り込んで現在に至ると)
へ3年ぶりに行くことは画定。

忽那醤油さんは年に1度来てた「松山のお菓子と
物産展」で「まりーな亭の鯛めし」を食べたときにその
醤油の味に惚れ込んで、再仕込醤油を毎度リピートして
いるところ。
 それが3年振りに本格出店するというので行ってきたと。

物産展で食べたまりーな亭の宇和島鯛めし。右上にあるのが、忽那醤油の再仕込醤油。

珍しく札幌ターミナル行よりも札幌駅北口行きが来たので
そちらに終点まで乗ると、既にパセオの西側は半身不随に
なっているようで、既に北口の案内矢印以外で札幌駅の
ランドマークになるような「札幌駅」の駅名表示は既に
北口には存在しなかった。

日曜には閉店するどさんこプラザはやけに仄暗く、
最初で最後のやけくそとばかりに入口近くで「ユカたん」
も売られていた。

タッチペンで検索するようになっていた紀伊國屋書店
ではなんとか目当ての一冊を購入。折角構成作家福田に
ついて賢明に佐久間宣行Pはページを割いているのに、
「アルピー」時代の話しか書いてない福田の原稿にクレーム
入れるのは真っ当な、と読んでて思った。紀伊國屋書店には
メニアックなまち文化研究所の「百貨店!」も売られて
いたけれど、寺坂さんは一刻も早くこれを手に入れつつ
(デパートヲタなんだし)塚田さんとコンタクトを取るべき
だと思う。

前回来た時はまだ開いてなかったようやく(手稲・江別と
来て)街中進出の「夢パン工房」の仕上がりは上々ぽかった。
とくに「満寿屋パン」インスパイアの「ちぎりパン」の出来が
良さそうだった。
 ようやく札幌でもPascoの「超熟」が買えるのはやはり嬉しい。
やはり「超熟」というとフィンランドまで空輸してまで持ち
込んだ、と云われる「かもめ食堂」を思い出す。

 東急百貨店は主に奧のイベントスペースから北野エースと
酒類販売を中心に。地元米屋のおにぎりイートインが閉じて
いたのが多少残念に思えた。
 ひとまず忽那醤油さん再仕込醤油は確保。再仕込みだけ
あって醤油の煮締まり具合いが絶妙で、特に魚の刺身を食べた
時に一層味が引き立つ。

あとは一通り近くを廻って、安岡蒲鉾は目当ての一つだった
が、担当ワンオペでしかもレジが遠くちょっと手間がかかり
そうだったので今回は断念。
 その代わり(今回は宇和島で作られているものだったが)
愛媛発の名産となった「まるごとみかん大福」は購入。松山
空港から飛行機で戻る前に買った清光堂の「まるごとみかん
大福」は絶品だったので(仄かに白餡が利いているのがいい。
ちょっと今回のはみかんの酸味がキツめだったけど)。

初日かつイベントスペースに1レジだったので、裁きが
キツそうだったけど、いろいろ並んでいるものはクオリティ
高かったので、行ってみるのもいいかもしれません。

この物産展は今日木曜から以下の日程で行われるかと思うので、
まあ行ける方は是非。

ま、そんなわけで今宵はここまで。もう少し時間があれば
その2を書いて明日投下、といふことになるかと。
「創成川に柳の面影はあるか」、をメインテーマにしようかと。
それでは。


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