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言うは一刻の恥、言わぬは末代の抑圧。ここは橋本治のメモワールを数えつつ、まずは埋蔵量(処理済でセレクトされてる文章)がどのくらいあるか検算してみた。〜橋本治な覚書(0)。
そういや今年はみそあんの柏餅を喰わなかったな、と
いつもの通年みそあんが売ってる店に行ってみたが、時間が
遅かったこともあって売り切れてた。ま、焼いた味噌だんご
はあったので、それはそれで美味しかったけど。
結局『このすば三期』の録画に失敗してるので、少しだけ
チェックに時間がかかりそうですが。
(そして曖昧模糊がすぎる山田由香脚本もあって、
『声優ラジオのウラオモテ』は七話感想が半端で、八話感想と一緒
くたになりそう。まだAbemaTVで観てはいない)
まくらとしては軽いがあまり素直に楽しめなかったアニメの
感想文をこのあたりで炊き上げてから。
『シンカリオンCW』八話は四人目が立ち直るまでの後編。
やはりうえだしげるの演出は中身がすっからかんなので
好きにはなれないな。
なのでストーリーはあってなきが如しの骨皮筋右衛門設計
だなと。
で、両サイドを喪っているワントップが思い浮かべる
両サイドは子役(劇団ひまわり)出身の賢プロ声優と、
マサ◆新藤みなみ[賢プロ]
東京アナウンス学院出身のケンユウオフィスにいる声優が
中の人の二人、ですか。
ヒロ◆松本沙羅[ケンユウオフィス]
まあ、尺の都合もあれど、あの短さで自己反省と立ち直り
を実現しないといけないからこそ四人目は、
魚虎ケン◆藤原夏海[アーツ]
でなきゃいけないんだろうなと。
(ってことで今回も基本的にはembedなしでスルー気味に進むと)
まあJR東海の怠慢は今に始まったことではなく横柄なので
リニア云々においても本質的に味方する人がいないのは、
そのあたりの人心から離れた宗教的傲岸をカマシに来るから
、とも云われるあたりで。
(3時間前から覚悟完了の浦和スタジアムに行く気になれ、
はちょっと考えただけでも頭がおかしい)
モーレツサラリーマンの時代はとっくに終わったのに、
新幹線優先のJR東海は、
「移動中のみ時間はご退屈様でしょうが、いましばらくご辛抱を」
と言わんばかりです。
(株式会社クラッセ,2011.09)p168
これがあるんで、東海道新幹線至上主義のJR東海に対しては
(関西民鉄派としても加味されて)恬淡に扱うないしはあしらう部分が
否めないと。
それではそろそろ前段ですけど本題に。
まずは埋蔵量(処理済でセレクトされてる文章)がどのくらいあるか
検算してみるか。
ひとまず少しカマして別件で探してた『虫プロ興亡記』は
見つかった。
(アオイスタジオの話が随所に出るので。初めは虎ノ門にあった、といふ記述もある)
大野松雄さんが仕切っていたアオイスタジオの様子が確かに
活写されてはいるので。
(私は廃棄図書にあったので、それで確保してる)
まあ6月まで都合5回分の短期連載、で纏めるとして(7月は「銀英伝参り」だし)、通史的視点になる本の写経ノートは大方見つかったからこれで行けるか。
(パッと観た感じでは『ロバート本』の写経ノートと『パンセ』関連の
写経ノートがなかったけど、河出文庫を軸にした橋本治ガイドマップ
(『革命的半ズボン主義宣言』)から「89」「90's」「ああでもなくこうでも
なく」の連作時代観察者の時代(広告批評の巻頭時評)を経て「貧乏は
正しい」を含むか末期の集英社新書に至るあたりの近現代史を一気通貫
して観ればある程度全体的な構図は見えるかと)。
なお、これは実感的に私の世代には入ってない知識だから、それは
小原乃梨子に補完してもらって。
録音スタジオの外に、女学生のファンの行列ができるほど
人気のあった『ナポレオンソロ』('65)からは二人の声の
スターが生まれた。
ロバート・ボーン扮するナポレオン・ソロは矢島弘明氏、
デビット・マッカラムのイリヤ・クリヤキンは野沢那智氏。
(小学館文庫版,1999.02)p45
これを踏まえて橋本治のコラム本が二種近い時期にリリース
する、となった際に『デビッド100コラム』と『ロバート本
』といふ二冊が名付けられた、は吹き替え洋画時代の知識が
ないと解けない話なので。
「私はカクカクのところが無能です。どうか笑ってやって下さい」と、
平気で言えりゃァ、人間、自然と有能にはなるのである。
“言うは一刻の恥、言わぬは末代の抑圧“なのである。
[39=“告白“という制度]
(河出文庫版,1991.03)p123
まあ『桃尻娘』からの小説を除いた雑文系は基本的に河出
の文庫本と雑文集成になっている『パンセ!』を読めば大体
外れるところがない。
まずはある程度(小説家としての橋本治は『暗野』と『ハイスクール八犬伝』くらいしか読んでないので(時代物は徒然草と窯変源氏物語を通読してるくらいか。平家物語の頃からあまり小説の方に手を出さなくなったから))1990年代の河出文庫を抑えるのがマッピング作業としては早いから、
一回目は『革命的半ズボン主義宣言』を抑えて、以降は橋本治の視点や
史観が十分に反映されている広告批評の巻頭時評を逐次ピックアップ
していく流れでやりたいかなと。
まずまずの方針としてはそんなところですかね。
橋本治な覚書(0)、でした。おそらく6月までに
あと四五回くらいの予定で投下する予定です。
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