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改めて「お勉強させて頂きます」の姿勢に戻るのも、たまには悪くない。〜クラシックはないけど、ホワイトベルグかゴールドスターは開けたい。

ようやく美味いクラシックが呑めるような
試合を観ることは出来ましたが、中継は
あいも変わらず「いいわけ」臭に満ちた
「資料読み」満載のショボさでした。
(中CMは入るは、うわごと取ってつけ連呼
とか実況の何処に聞く価値があるのか。まあ
これでもデータ面ではある程度裏打ち出来る
データが挟まれるようになっただけマシ
にはなったんですが)

ま、トロッカにお試し録りした中では
「お勉強させて貰った」と使えるチャプターの
頭出しだけ切るようにするのが賢明、
って感じですけどね。

 それでもやっと残留の兆しが幽かに
見えてきた勝利ではあったので、早よ
一本上げてクラシックはないけど、ホワイト
ベルグかゴールドスターを開けたいところ
ですが。

 まあこの時期に不思議の勝ちだが難癖を
つけられて勝ったゲーム、というと2018年の
神戸戦が想起されるのですが、あの時は
ブラックアウトも含めて地獄のロードを
進まされたからな、という記憶もあり。

そんな時はかつてのサッカー本から
ある程度のヒントを得つつ、なるたけ
騒ぎは鎮めるように雌伏するのが筋かと。

Jリーグのクラブ数を巡る問題はどこか、
不良債権を抱えた銀行のそれに似ている。
「ハードランディングか、ソフトランディングか」
という議論と同じで、強行着陸派は「つぶ
れるクラブはつぶれてしまえ」と言い、
軟着陸派は「せっかくクラブが地域に根を
下ろそうとしているのだから一つでも多く
存続させていこう」と主張する。

武智幸徳「サッカーという至福」(日経ビジネス人文庫)
(2002)p131

まあFMが首位を走るようなリーグは
「世の中から忘れられたいだけのダメリーグ
運営」だとは思いますが(個人的見解)、
裾野の広さと多様性の享受に関しては
なるたけ狭窄しないように(オブザーバー
からスタートした職業の由緒も知らずに
何やらかしても次の試合に突っ立って
いたりする教育者上がりのヘボ審判じゃ
あるまいし)は基本原則だとは思えるので。

この問題、見る側、プレーする側、経営
する側のそれぞれに、どんなスポーツ観を
持っているかを問いかけてくる。

武智幸徳「サッカーという至福」(日経ビジネス人文庫)
(2002)p133

武智さんはいつもネットだと有料記事しか
書いてない印象なので、この本における
イメージが強くもあるのですが、ここから
改めて「お勉強させて頂きます」の姿勢に
戻るのも、たまには悪くないのかなと。

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