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【コラム】つくりおきの食中毒防止ポイント7+1

保育園栄養士のとろみです。

湿気が多く気温も比較的高い梅雨どきは、食中毒が多く発生する季節で、特に6月は1年で食中毒最多の月とされています。

冷蔵庫に入れるとはいえ食中毒のリスク気になるところです。

そこで今回は、つくりおきする際の注意、こんな時は食べるの注意してください!などについて書いていきたいと思います。


乳幼児が食中毒になってしまったら大変だ

乳幼児は病原菌に対する抵抗力が弱いため、食中毒になると大人よりも症状が重くなりやすいのが特徴です。乳幼児の食事は、大人の食事よりずっと注意が必要なのです。
また、抵抗力(免疫力)をつけることも大事で、きのこなどを取り入れて胃腸ケアしていると違ってきます。
だからこそ、正しい知識を身に付け、お子さんを食中毒から守ってくださいね。


つくりおきの食中毒防止ポイント7つ

①作る前は手をきれいに洗う

手には何万という菌が付着しています。

②生、加熱後で調理器具をわける

まな板や包丁、ハサミ、菜箸を生の食材用と調理済み食材用で使い分けるのが理想です。

③粗熱をとって冷蔵庫に入れる

料理が温かいまま冷蔵庫に入れると、細菌が発生しやすく繁殖しやすい10〜60度まで冷蔵庫内の温度が上がり、他の食材を傷める原因にもなりかねません。料理のあら熱を取って冷蔵庫に入れてください。
冷ますときは保冷剤、水を張ったボウルやシンクなどに鍋などを入れると早く冷めます。


④直箸で料理に触れない。

口をつけた箸で料理に触れると細菌がうつり食中毒の原因となることがあります。

⑤食べる前に加熱

どんなに気をつけて調理をしても食材に細菌が残っている可能性があります。食べる直前には必ず加熱するようにしましょう。


⑥保存容器は消毒

保存容器を清潔にすることも大切です。消毒用アルコールがあるご家庭も多いと思います。消毒用アルコールを吹きかけキッチンペーパーで拭き取るのがいいと思います。
厚生労働省では100度30秒間の煮沸消毒が推奨されています。


⑦ふたについている水滴を拭く

保存容器のふたに水滴ついたりしますよね。この水滴には空気中にいる菌が繁殖しやすく、食品の腐敗を早めたり品質劣化の原因になります。


番外:食中毒予防の食材を利用しよう

他には、食材が傷みやすい時期には梅干しやお酢など抗菌効果があるといわれる食材を利用するのもおススメです。


いかがでしたでしょうか?
つくりおきする方々の参考になれば嬉しいです。

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