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知っているとお料理上手になれる、基本の料理用語

お料理をしていると、よくわからない言葉がたくさんありますよね。

我が家でも、あまり料理をしたことのない娘がレシピを見ながら
「少々って何??? しんなり?? 意味がわからない!!」
なんて、ぶつぶつ言ってました。

「少々」「しんなり」のほかにも「適量」など、あいまいな言葉が多いのも、初心者には困ってしまうところです。

でも、こうした言葉をキチンと理解しておくと、レシピ通りの味が再現しやくなります。

例えば、「塩少々」というあいまいな表現でも、実はだいたい、0.5gぐらいの塩、という具合に、いちいち計らなくても、ぱぱっとお料理ができるようになります。

今日は、レシピによく登場する、「意味がわかりそうでわからない言葉たち」をおさらいします。

「レシピ」の語源

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そもそも、「レシピ」という言葉からしてわかりませんよね・・・。

レシピの由来・語源を調べてみると、英語からの外来語であり、「処方箋」が元々の意味でした。そこから派生して、1740年代頃から料理の調理法として用いられるようになったようです。

"recipe" は「受け取る」を意味するラテン語 "recipio" 

ラテン語の”recipio"の命令形 "recipe" が「これらの薬を取り上げて調合せよ」という意味に。それが医師が薬剤師に指示する処方箋に記入したことから「処方」を意味することになりました。

意味が分かりづらい「レシピ語」5選

私も毎日レシピを発信していますが、わかりづらいレシピになっていないかな!? と反省することがあります。

今日は自戒を込めて、初心者さんには特にわかりづらいと思われる「レシピ語」を5つほど紹介します。

①「少々」と「ひとつまみ」の違いは?

「少々」とは重さにすると約0.5g程度です。親指と人差し指で塩をつまんだ程度の量です。
「ひとつまみ」は約1gで、人差し指と中指そして親指で塩をつまんだ程度の量を指しています。

(こちらのサイトがわかりやすく紹介しています)

②ざく切り

「ざく切り」と言えば、キャベツなどを思い浮かべる方も多いと思います。
野菜などを「丸のまま、大まかに切ること」です。

先日、情報番組でも取り上げられていて、意外と困っている方が多い言葉です。

例えば、キャベツの場合のざく切りは3cm位の幅に「ざっくり」と切ることです。ザクザク切っていくと、約3cmの角切りになります。

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③適宜

「適宜」はあいまいで、「結局どれぐらい?」と困る言葉の一つです。

適宜の意味を調べると、
「その時々の状況に応じてふさわしい行動をとる様、また各自の判断で行動をとる様を表す言葉」
とあります。

お料理の場合「自分の好みで加減した、ちょうどいい量」のことです。

我が家でもそうですが、家庭の中でも一人一人好みが違ったりします。なので、自分で食べておいしいと思った量を入れましょうということですね。

う~ん、それがわからないから、教えてほしいんですけどね・・・。最後は自分好みにするのが大切、ということなのかもしれません。

④さっくりと混ぜる

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これはお菓子の本などによく書かれてますね。先日、スポンジケーキを作ったのですが、そのときのレシピにも書かれていました。

「さっくりと混ぜる」とは、練らないように底からすくいあげて切るように混ぜることをいいます。私は粉がなくなり、生地の気泡を消さないように大きく混ぜるようにしています。

⑤「ひとにぎり」

「合格できるのは、ひとにぎり」なんて言葉をよく耳にしますが、お料理の場合は、大さじ2の量です。①でご紹介したリンクにもありました。

「少々」「ひとつまみ」「ひとにぎり」は計りがなくても片手で計量できるので、3つをセットで覚えるといいですね。

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