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ちんぺい
2019年2月4日 22:11
記念すべき1枚目のご紹介。 なににしようか迷いましたが、この「和モノあれこれ」の方向性を示しつつ、和モノで既にある程度人気があり、かつレア度も高いというバランスを考えてこれをチョイスしました。出だしユッタリ、ミドルテンポの曲ではありますが、冒頭「銭ゲバだーい!」の掛け声から唐十郎の「味」としか言いようのない歌唱、そして「銭ゲバ」という言葉を繰り返すグルーヴィーなサビ。歌詞や演奏もこの時代の
2019年2月6日 19:49
「ヒルに近いアサーッ!」という掛け声でいきなりレッド・ツェッペリン「移民の歌(Immigrant Song)」が始まる(とはいえ冒頭のリフのみ)ことで知られる、谷岡ヤスジ先生ご本人歌唱による鼻血ブードバドバグルーヴ。歌詞はご本人が書いているわけではないようですが、ほぼ谷岡マンガから引用したような内容になっているので違和感なし。先生のお声もどこか呑気さ漂い、「味」しかない。演奏は音作りがなに
2019年2月7日 22:05
松竹のお姉さま漫才トリオによる陽気でかしましいゴキゲン歌謡。しかしここでご紹介する曲のタイトルが3回連続で「○○節」、いかに「○○節」に名曲が多いかというのが分かります。かしまし娘といえば「♪ウチら陽気なかしまし娘~」のイメージが強く、レコードの曲もあんな感じ、かつタイトルから秋田民謡のカバーかと思いきや、これがお三方の台詞を交えつつリズミカルな演奏に乗せて「女の強さと弱さ」を愉快に歌い上げる
2019年2月9日 20:25
特撮の中でも、ゴジラシリーズはその人気もあって映画とは無関係のイメージソングが数多く録音されています。この「ゆけ!ゆけ!ゴジラ」もそんな楽曲のひとつで、「みんなと仲良くしたいけど身体がデカいから色々壊しちゃう。みんなゴメン。」という、ゴジラってそんなんだっけ??というほのぼのイメージソングになっております。演奏自体はさほど打ってる感じでもなくDJでは若干使いにくいかもしれませんが、ホーンの旋律
2019年2月10日 17:32
前回ゴジラものを紹介しましたので、ガメラものも紹介しておきたいと思います。こちらの曲は1968年に公開の映画「ガメラ対宇宙怪獣バイラス」主題歌である「ガメラマーチ」のB面に収録。出だしからいきなり威勢のいいホーンでR&B歌謡チックな前奏が始まるので「すわ、これはファンキー特撮歌謡曲か!?」とワクワクしますが、なにせ歌っているのが大映児童合唱団です。歌が始まると途端にお行儀が良くなってしまいます
2019年2月15日 10:45
「ケッコー、ケッコーケッコーコケッッコーー」ではじまるサンバ歌謡。とはいえ、聴いてるとなんだかあんまりサンバ!という印象は残りません。ジャケットを見て、そして曲を聴いてみてなんだか不穏な空気を感じ取った方も多いと思いますが、このあおきあいさんは山本リンダのモノマネでデビュー(そう言われてみればお顔も似ている気が)、その後UFO目撃でなにかに開眼して「地球平和親善大使」として活動しているという異
2019年2月18日 10:41
もう上手さもヘタさも飲み込んで「味」以外なにも残っていないかのような清川虹子の歌唱、そして割と歌の上手い謎のタクシードライバー中沢信一による愉快な愉快なタクシー数え唄です。和モノの中でもこの手のホーン入りグルーヴィーコメディ曲が最も大好物なのですが、いまだこのジャンルに名前は付いておらずなんと言っていいのか分かりません。カバー画像のジャケットセレクトでも、この系列の曲を多く選出して掲載していま
2019年2月26日 10:08
なべやかんのお父さん、といってもそれすらも今の若者に通用するのか若干不安にはなりますが、なべおさみ1971年のシングルです。この頃は映画俳優としてもその地位を確立し、コメディアンとしても売れっ子だったでしょう。いくつかのシングルを残していますが、同時期の「青春ヤスダ節」「花は誰のもの」はいずれもコメディ色強い内容になっており、同系統の曲。当時の持ちギャグを題材にするなど若干時代を感じなくもない
2019年2月27日 11:44
TV番組「日清ちびっこのどじまん」で誕生したオリジナル曲「ちびっこソング」を集めたコンピレーション「あつまれ!ちびっこ」Vol.2に収録の隠れた名曲。同コンピレーション・シリーズには子供時代の堀江美都子や、中村晃子、天地総子、牧伸二といった大人が歌唱する曲も収録されているため、資料的観点でも非常に面白い作品集になっています。番組のバックを務めていたバンドが演奏しているのでしょうか、アレンジ
2019年2月28日 12:19
この名曲を今さらご紹介する必要があるのか、いやいややっぱり触れておかなきゃダメでしょう、ということで1970年の実写版日活映画「ハレンチ学園」主題歌であります。オープニングのリフからスネア一発、そこからホーン入りフルバンド演奏で一気に盛り上げる展開は何度聞いても最高ですね。男性&女性が交互に歌う「かえるの合唱」タイプの輪唱になっているのも、作品のイメージにピタリとハマる要因になっているのではと