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ミニストップ【小さな停止】の連続性と終わること(日記14)

プリクラのラクガキの時間を飛ばすと「本当に終わりますか?」→[まだ続ける・もう終わる]の選択が出てきて、歩いていたらミニストップ【小さな停止】があってその会計「終わり」ボタンを押す行為みたいなものの連続が人生で、何かしらの形を終わらせて進んでいくものだと思う

この前、人気のない鴨川沿いの砂利だらけのコンクリートの上に座ってボーッとしていたら、遮断機の音が響いて電車【動く箱の連鎖】が通った。
そのときも、長い道を歩いていると踏切が現れてくるのが人生で、その踏切と次の踏切の間隔だとか、電車が通過する時間の長さだとかが人と人の人生の歩み方の違いだと思って、線路を歩いてみる気持ちはもう遠い過去に置いてきてしまったことに気づいたりもした。

イヤホンをしないで外を歩けば情報がすべて私の中に入ってきて私の頭は情報の宇宙になるから、本当は好きな音楽で耳を塞いで歩くよりも遥かに穏やかな時間なのかもしれない。本当は耳を塞ぐことよりも、知ろうとすることが安らぎに繋がるのかもしれないなと勘ぐりながらイヤホンをして今日も歩いている。