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日記『わたしのもの(あなたにもあげない、あなたはいらない)』

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日記をまとめています。
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#現代詩

夜中一生懸命書いていた手紙を翌朝読んで恥ずかしくなるみたいな、否定をしないうちに…

明日の朝に目が覚めたら、今日の私を否定する私が起きるかもしれないから眠るのが怖い。 夜中…

造花
8か月前
4

心の底の方がゆっくりと冷えていくうちに、遠ざけていた話(日記22)

↑画像のように、今わたしの胸の奥にある心の底の方が、どんどん冷えていく感覚を思い出してい…

造花
8か月前
3

卒論を提出した後の空白を埋める作業と、心鏡(こころのかがみ)について(日記21)

つい先日卒業論文を提出し終えて、Twitterで締切直前に阿鼻叫喚している人達を観測して(見えな…

造花
8か月前
3

声を殺して泣く癖と夜(日記9)

長期間の帰省が終わると精神的に良くない思考回路による罪悪感でしんどくなるのをしみじみ感じ…

造花
1年前
6

自由であることが寂しかったりする、帰省(日記8)

2週間近く帰省していた故郷から帰っている途中の新幹線で、寂しいことばかり考えている。 帰る…

造花
1年前
12

人の声に塗れた星空(日記7)

去年の夏、部活の合宿の夜に見た星空があって、そこにいた大勢の人たちが一斉に空を見上げて「…

造花
1年前
5

疲れたら寝れるからってオナニーして寝るを繰り返す深夜の少女 (日記6)

工藤吉生の歌集『世界で一番すばらしい俺』を読み終えたので私も短歌を詠んだ。読みふけったせいかおかげか、寝る直前までの思考やバイトに行くまで、行ってからの一瞬一秒がどんどん歌になって頭に流れ出す一日だった。 疲れたら寝れるからってオナニーして寝るを繰り返す深夜の少女 (オナニーしたら痩せるらしい。色々かこつけて、正々堂々オナニーしよう。) ガサガサのブラシでこそぎ取るうんち 便器の底が覗いている私 この部屋で汚いのはうんちとそれを産むわたしでごめん (清掃のバイトで客

少女ではなくなっていくこと(日記5)

自分の中の少女性がだんだん無くなっていくことは怖い。アルバイトが終わった後、毎回足が疲弊…

造花
1年前
8

可変的なことを乗せて、メトロノームとゆりかご(日記4)

村田沙耶香『コンビニ人間』を読んだのだけど、特に印象に残ったのが人・事物がその中で循環し…

造花
1年前
7

午前中の喪失と、抽象的に渦巻く不安(日記3)

春休みに入ってから午前中が消えている。というのはただの責任転嫁なんだけど、目が覚めると大…

造花
1年前
6

バイトを休んだことと、異性のここが嫌だみたいなこと(日記2)

左の太ももが猛烈に痛かったのでバイトを休んだ。休んだあとはだいたい罪悪感だったり同じシフ…

造花
1年前
5

中学生、教室の窓辺で(日記1)

日記 2/6 am3:30 中学生の頃、まだまだ何にでもなれるはずだったのにもう何かにしかなれない…

造花
1年前
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