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ゆるゆる高野山紀行2 遍照尊院さんと蓮花院さん

バスに揺られて無事に高野山町の中心部にやってきました。
霊宝館前で下車し、まずは遍照尊院さんへと歩きます。

難波~高野山まではこちらです↓

遍照尊院さんでお昼の精進料理

遍照尊院さんは精進料理がとてもおいしいと評判のお寺です。
宿坊もありますので、宿泊される方は夕食と朝食の2食堪能できます。

自分は別の場所にお宿をとっていたのですが、予約すれば昼食に精進料理をいただくことができるのでオススメです。

遍照尊院さんは、高野山町のいわゆるメインストリート的なところから1本道を入ったところにあります。
初めてだと少し気が付きづらいかもしれません。

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門の前で「勝手に入っていいものか…」と立ち止まっていると、2人組の女性が慣れたかんじで普通に入っていったので付いていきました。
寺務所で声をかけると食事処へ案内してくれます!

*お寺で昼食に精進料理をいただくには予約が必要となります。高野山宿坊協会(0736-56-2616)に電話、または高野山宿坊協会のホームページから入力ホームで予約することができます。

精進料理の写真を撮るのはなんだか気が引けてしまって1枚もないのですが、本当に丁寧につくってくださっているのがわかり、お味もとてもよく、外の紅葉を眺めながらほっとする時間を過ごさせてもらいました。

昼食をいただいてお寺を出ようと廊下を歩いていると、本堂のところに「心静かにお参りください」と書かれた紙がスタンドに貼られていました。

「これはひょっとしたら中から本堂をお参りできるのでは?」と思い寺務所で聞いてみると、
「ぜひどうぞ^^」
とのこと(うれしい)。

というわけで、おいしいお料理をいただいた上に本堂に入らせていただき、参拝させていただきました。
本堂には、ご本尊の両界大日如来さまをはじめ、不動明王さま、愛染明王さま、虚空蔵菩薩さま、そしてお大師さまがおられます。

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ご本尊の両界大日如来さまには、なんともいえないやさしい包み込む力があるような気がします。
後ろの曼荼羅は金剛界曼荼羅と胎蔵界曼荼羅なのかな??

最後、本堂を出ようと思ったところで「写真OK」の張り紙を見つけ、お言葉に甘えて撮影させていただきました。

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愛染明王さまもすてき…

誰もいない本堂で、こちらもまたよい時間を過ごさせていただくことができました。

本堂にも入らせていただき、また、仏さまがびっくりしてしまうのでフラッシュをたくのは禁止ですが、写真も撮らせていただけるなんて、本当に懐の深いお寺さんだと思いました。

蓮花院さんへ

昼食の後、自分がお世話になる宿坊に行きました。「蓮花院」というところで、ご本尊は阿弥陀如来さまです。

蓮花院さんの宿坊はお部屋がとてもきれいでびっくりしました。
きれいで静かなお部屋で高野山の本を読んだり夜には写経をしたり。

お食事の精進料理も大変美味しく、心地よく過ごさせていただきました。
お寺の住職さんも宿坊のスタッフさんもとてもおやさしい方々で、こちらに宿泊させていただき本当に良かったと思います。

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お部屋の写真はスマートフォンのカメラで撮影したので画質がちょっと落ちていますが、とてもきれいで、冷蔵庫、トイレ、洗面台があり、浴衣やタオル、歯ブラシなどのアメニティもありました。
また、お花を飾ってくれていて和みました。テレビはありませんが、むしろなくてよかったです 笑

蓮花院さんでは2泊し、1日目の朝は蓮花院さんで朝のお勤めに参加させていただき、2日目は奥之院へおうかがいしました。

宿泊手続きをするときに「2日目は奥之院に行きたいのですが…」と受付の女性にお話すると、「どうぞどうぞ^^!」と快諾してくださりました。

「朝は奥之院に行きたい」という話をすると、宿坊さんによっては「うちのお勤めには参加されないんですね!」ってちょっとへそを曲げてしまうところもあるらしいのです。
なので、快く送り出してくださって本当にうれしかったですし安心しました。

チェックインの後は高野山の町をぶらぶらと歩きました。
きれいな青空と紅葉がとてもきれい。

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この日はこのまま歩いて金剛峯寺を訪れ(蓮花院さんからだと歩いて5分ほどです)、宿坊で夕食をいただいたのち夜はお部屋で写経をして過ごしました。

こちらに続きます ↓


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